バルンポリン®って何?
What is Balloonpoline?
バルンポリン®は、
ピーナッツ型バルーン
(バランスボール)
+
トランポリン
ピーナッツ型バルーン(バランスボール)とトランポリンをかけ合わせて使う運動アプローチです。
方法はいたって簡単、
トランポリンの上に
バランスボールを置き、
またがって乗り、
ピョンピョン跳ぶ運動です。
どんな目的?どんな効果があるの?
What’s the purpose? How does it work?
バルンポリン®は主に平衡感覚や体幹(固有覚)にアプローチすることを目的とした運動アプローチです。
平衡感覚はバランス感覚とも言われたりしますが、バランスを保つだけではなく様々な役目を担っています。
平衡感覚が改善されることで・・・
バランス感覚として
姿勢調節の向上
目の使い方
(眼球運動)の向上
脳の覚醒
(自律神経の改善)
などが見込まれます。
例えば、低緊張で立位姿勢だけでなく、学校で授業を受けていてもすぐに姿勢が崩れてしまうようなお子さんでは、姿勢保持できる時間が楽に長くできるようになりやすいです。
黒板の板書を取るのが時間がかかる、教科書を読んでいても行の読み飛ばしがある、または読むこと自体が苦手な子の場合、眼を動かしやすくなります。
脳の覚醒が上がらずいつも不機嫌な子は、集中して活動できる時間が長くなりやすいです。
※効果には個人差があります。
また、一人ひとり適切な評価が必要です。
また、取り組む時間や継続して取り組む日数などにより効果の出方には差があります。全ての効果を保証するものではありません。
なぜ、効果が出るの?
Why does it work?
平衡感覚の仕組みから
平衡感覚(前庭感覚)は、揺れや回転、地球の引力といった加速度情報を感知する感覚です。
この加速度情報が平衡感覚のセンサーにより神経の電気信号になり ます。
このセンサーが耳の奥にある前庭という場所に、三つの半規管と卵形のう、球形のうというものがあります。
卵形のう、球形のうを合わせて耳石(じせき)と呼んだりします。
この三つの半規管の三半規管は回転加速度を感じ取ります。
また、耳石は直線加速度を感じ取ります。
この三半規管と耳石により電気信号となった情報は、脳の中の「受け止める回路(入力側)」で交通整理された後、出力側にある3つの回路に引き継がれます。
3つの回路
①眼球運動の回路
②姿勢調節の回路
③自律神経の回路
バルンポリン®に取り組んでいくことで、この3つの回路に平衡感覚からの情報が適切に伝わりやすくなり、これまでうまく出力できなかった3つの回路を通しての身体が反応が改善されていくのです。
具体的な実践方法
put into practice
具体的にどのように実践するのだろうと思われると思います。
運動アプローチであることから、安全など注意して欲しい点があります。事故なく取り組んでいただきたいので、詳しい実践方法は研究会のLINEから動画でお伝えしています。
詳しい実践方法をお知りになりたい方は、以下のQRコードからLINEに友達追加していただき、メッセージで「バルンポリン」と送ってください。
返信メッセージにて注意点や取り組むためのコツをお伝えいたします。
研究会や会員制オンラインサロン「発達支援.com」でも随時、跳び方のコツをお伝えしておりますので、研究会および「発達支援.com」へのご参加もお待ちしております。
※バルンポリン®は、宇佐川研(代表・植竹安彦)により商標登録された感覚ー運動アプローチです。
ACTIVITIES
活動
発達障害臨床研究会
(通称:宇佐川研)
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