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子供がなかなか寝ない時にイライラしないための工夫とは

毎晩寝かしつけの時間が近づくと、気が重くなる…。
このような悩みを抱えていませんか?

子供がなかなか寝てくれず、何度も布団から抜け出したり、夜泣きが止まらなかったりすると、ついイライラが募ってしまうものです。
「子供だから仕方ない」と思いつつも、怒りの感情が抑えきれず、自己嫌悪してしまうこともあります。

では、子どもの寝かしつけで疲弊しないためには、どんな工夫ができるのでしょうか?
この記事では、子供がなかなか寝てくれない時にイライラしない工夫をご紹介します。


目次

そもそもなぜ子供は寝ないの?

子供がなかなか寝付かず、「なんで寝てくれないの?」と悩んだ経験は多くの親御さんにあります。
実は子供が寝ない理由には、体力・心・環境の3つが関係している可能性が高いです。

体力が余っている・昼寝が長すぎた

昼寝が長すぎたり、夕方に昼寝をすると、夜に活動モード(交感神経)が優位になってしまい、眠気を感じにくくなります。
日中に十分な運動をしていない場合も、体力が余って寝つきが悪くなる原因に。

不安や甘えなど「心のエネルギー」が高まっている

夜は恐怖や不安を感じやすく、暗闇への恐怖や日中の出来事への心配で気持ちが高ぶることがあります。
就寝前に話したがったり甘えたくなるのは、安心感を求める心理の表れです。

生活リズムや環境が整っていない

就寝時間がバラバラ、照明が明るすぎる、テレビやスマホの光刺激があるなどは、眠るモードに入りづらくします。
寝室の温度や音も入眠を妨げる原因になるため、睡眠に適した環境づくりが必要です。


子供が寝ないと、なぜ親はイライラしてしまうのか

寝ない子どもを前にすると、つい感情的になってしまう…。
その背景にはいくつかの心理的要因があります。

自分の時間が奪われるストレス

寝かしつけ中は家事や趣味の時間が取れず、「また今日も自由時間がなくなる…」という思いが積み重なってイライラに。

「早く寝かせなきゃ」という焦り

翌日の予定や早起きが必要な場合、「今寝ないと困る」という焦りが増し、余裕がなくなります。
その空気を子供も敏感に感じ取り、さらに寝なくなる悪循環に。

「言うことを聞かない=わがまま」と感じてしまう

実際には遊び足りない・甘えたいなどの理由があっても、反抗と捉えてしまうことで感情的になりやすくなります。


イライラしないための5つの工夫

寝る前のルーティンを作る

お風呂→パジャマ→歯磨き→絵本 など、毎晩同じ流れを習慣化することで「寝る時間だ」と子供が理解しやすくなります。

親も「リラックスモード」に入る工夫をする

寝かしつけ前に深呼吸や照明を落とすなど、親が先に落ち着くことで、子供も安心して眠りやすくなります。

「寝かせなきゃ」ではなく「一緒に落ち着く」意識に変える

寝かせることをゴールにせず、「安心して過ごす時間」として捉えることで、焦りやストレスが減ります。

子供の話をしっかり聞いてから布団に入る

寝る前に1日の出来事を話すことで、気持ちが安定し、入眠しやすくなります。

親自身のストレスケアも忘れずに

寝かしつけ後に自分の時間を作る、趣味やリラックス方法を取り入れるなど、親の心身のケアも大切です。


どうしても寝ないときの「心のゆとり」の持ち方

寝ない日はあって当然、と割り切る

気分や体調によって寝ない日もあります。
「今日はそういう日」と受け止めるだけで心が軽くなります。

「今日は無理!」と感じたら交代や手放しもOK

パートナーや家族に交代をお願いする、一時的に離れるなど、無理せず負担を減らしましょう。

「寝かしつけ成功=育児の正解」ではないと知る

元気に笑顔で過ごせていれば、寝付きが悪い日も育児は十分うまくいっています。
完璧を求めすぎない視点が大切です。


まとめ|子供が寝ない夜も、親子にとっての大切な時間に

子供が寝ない背景には、体力や心の状態、環境の影響があります。
寝かしつけは成功・失敗で判断せず、親子が落ち着いて過ごせる時間と捉えることで、心の余裕が生まれます。

眠らない日も「今日はそういう日」と受け止め、無理なときは手放す。
親の心のゆとりが、子供の安心感にもつながります。

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