子供の爪噛み、上手くやめさせる方法はあるの?

子供をふとみた時、いつも爪を噛んでいる。
そんな時ありませんか?
子供の爪噛みは一種のくせのようなものではあるのですが、
どうしても周りにはあまり良い印象を与える事はないかもしれません。
「もしかしてストレスなのかしら?」
と心配になったケースも1度や2度だけではないはず。
子供はなぜ爪噛みをするのか、また対処法などはあるのかについて考えてみました。
爪噛みを放置してしまうとどんな影響があるのかなどについても考えてみました。
◯子供が爪噛みをしてしまうのは何が原因?
一般的に子供が爪噛みをしてしまうのは主に以下の原因があると言われています。
- ストレスや不安
- 癖や習慣
- 口腔機能が未熟
特にストレスや不安に関しては、
よく言われていることかもしれませんね。
例えば、親や周りの大人のストレスや不安を子供が感じていたり、
新しい環境や人間関係に適応できず、
ストレスを感じているということもあるかもしれません。
また、学校や幼稚園でのいじめ、
もしくはトラブルに遭っている可能性。
親子関係や家庭環境に問題がある場合などいろんなストレスの可能性を考えてしまうものです。
もちろんストレスや不安だけでなく、癖や習慣化してしまっていることも考えられますし、
口腔機能が未発達の場合は爪噛みをすることによって発達を促しているという見解もあります。
一概には言えないそんな爪噛みなのですが、できることならやめさせたい。
そんな場合に有効だと言われている方法についても幾つかご紹介したいと思います。
◯子供の爪噛みをやめさせる対処法はある?
子供の爪噛みをやめさせる対処法は色々ありますが、
中でも有効だと言われている方法をまとめてみましたのでご参考いただければと思います。
それぞれのケースごとにまとめてみました。
・爪噛みがストレスや不安によるもの
子供の心身のケアをしてあげるとともに、
子供が安心して過ごせる環境を整えることが大切になると思います。
また、それだけでなく子供が爪を噛むことで不安やストレスを解消しているのであれば、
子供が安心して話せる相手を見つけて、
話を聞いてあげることも大切になってきます。
そして日常の中でもたくさんスキンシップも取りたいですよね。
例えば子供をくすぐってみたり、
絵本を読むときなどは膝に座らせてみたり
ふれあいの時間を増やすことで子供の心も満たしてあげる事ができますよね。
なかなか時間を取る事が難しいこともあるかもしれませんが、
出来るだけ多くのスキンシップをとってあげることで緩和できる部分もあるはずです。
・爪噛みが癖や習慣によるもの
爪噛みが癖や習慣になっている場合、
子供が爪を噛むのを防ぐための対策を講じることが大切です。
例えば、爪を短く切って、噛みにくいようにしたり、
爪を噛むと嫌な味がするマニキュアを塗ったりすることができます。
大人でも爪が伸びてくると気になりますよね。
子供も同じで爪切りが自分でまだできない場合、噛んでしまうこともあります。
爪を噛むことによって安心感や満足感を得てしまうと習慣化してしまう可能性もあるので、
物理的に防いだり、そっと手を口から離してあげるだけでも意識づくりのきっかけになると思います。
では次にそんな爪噛みを続けてしまうことによる何かしらの影響などはあるのでしょうか。
◯子供が爪噛みをすることによる影響とは
子供の爪噛みは、放置すると爪が変形したり、
感染症の原因になったりすることがあります。
また、爪を噛む癖は、大人になってもなかなか治らないことも少なくありません。
爪にはバイ菌もいますし爪を噛むことで短くなってしまうと
更にバイ菌が入ってしまって感染症を引き起こしてしまう可能性もあります。
特に爪が変形する咬爪症(こうそうしょう)。※爪噛み症とも言われます。
咬爪症によって変形してしまった爪は治すにも時間がかかってしまいます。
よく言われているのが、アクリル樹脂を装着し、人工爪を作成する方法です。
人工爪は硬くて噛めないため、
自然に噛み癖が治まるとも言われていますが逆にそこまでしなくてはいけないのか。。。とも思ってしまいます。
その他にも爪を噛み続けると前歯の歯の根が短くなったり、
前歯の先端が減ったりと、成長期の歯や歯グキに負担がかかってしまいますので、
将来的にも口腔内の不安要素を増やしてしまう可能性があります。
なのでできる事なら早めに対処できればいいですよね。
◯まとめ
今回は子供の爪噛みについてご紹介しましたが、
子供の爪噛みは様々な原因があるのだと思います。
一概にストレスだけが原因なわけではなく、癖である可能性もあります。
お子さんにそっと寄り添って、手を口から離してあげるだけでも意識するようになるはずです。
またいろんな手遊びもありますので、
子供に教えてあげると自然に爪噛みも治るかもしれません。
ぜひ参考にしていただければと思います。
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