3歳児が興味関心を持つものや言葉の発達について

3歳児になると身体の発達だけでなく、
知能の発達や言葉の発達などさまざまな成長を確認する事ができます。
成長に合わせていろいろな経験をさせてあげたいわけですが、
基本的に3歳児はどのようなことに興味関心を示すのか気になりますよね。
また言葉が発達した際に3歳児に対して
どのような接し方をすれば良いのかというのは気になる点ですよね。
そこでここでは3歳児の興味関心について、そして言葉の発達、接し方についてなど考えてみました。
◯3歳児が興味関心を持つものとは?
3歳児になると先述したように運動が出来るようになったり社会生も理解できるようになり、
そして周囲への興味や関心もどんどん高まっていきます。
特に身体が成長することによって体を使った運動にも大きく変化が見られます。
例えば、全身を使った遊びができるようになり
2歳の頃よりもよりダイナミックな運動が出来るようになってきます。
そして周囲への興味・関心なども高まっていることから
周りと同じ動きができるようになります。
例えば、音楽に合わせて動いたり、ジャンプやケンケン、
そして走ったりとさまざまな成長を確認できるのもこの頃ですね。
3歳児の興味関心というのは主に周囲に対するものが多いようにも思います。
好奇心もどんどん旺盛になってくるので、
虫や土、鳥や草花などにも興味を持ってくるはずです。
そして興味を持ったものに対して疑問点があれば大人に対しての質問もあるでしょう。
「〇〇はなんで〇〇なの?」
「なんで?なんで?」
「どうしてなの?」
など、質問が増えてくるのもこの時期ですよね。
この頃にいろいろなことを体験させてあげる事で
子供たちはどんどん知識を吸収していくのだと思います。
子供が疑問に思うということはその物事に関して興味や関心があるという表れでもあるので、
きちんと回答してあげたいですよね。
◯3歳児の言葉の発達について
3歳児は言葉の発達もどんどん成長していきます。
興味関心を持つことによって、
その疑問を解消するために私たちに質問を投げかけてくることも増えるはずです。
特に女の子に関してはよくおしゃべりをする子もいます。
大人の真似事をしてみたり、ごっこ遊びなども増えてくる時期です。
そのため、遊びに関しても長く遊ぶ事ができるようになってきます。
また、よくおしゃべりするということは無意識に自分の知識をアウトプットしていることにも繋がります。
外で覚えたこと(インプット)
↓
覚えたことをおしゃべりしてアウトプット
しているとも取れますよね。このルーティンを繰り返すことによって
子供はどんどんと知識をつけていくのだと思います。
ここは我々大人と一緒ですね。
◯3歳児と接する際のポイントとは
2歳頃から発現するイヤイヤ期を経て3歳児となるわけですが、
まずは我が子の成長過程をしっかりと受け止めることが大切になってくると思います。
周りと比べて発達が遅いと感じる場合もあるかもしれません。
しかし、子供の成長は子供によって変わってくるわけですのでその子に合わせた接し方もあると思います。
それを踏まえた上で接し方を考えていくと気持ち的にも楽かもしれませんね。
・「なんで?」の疑問にはちゃんと向き合う
子供は好奇心旺盛です。質問の内容に困ってしまうこともあるかもしれませんが、
そういう時は「どうしてだと思う?」など考える時間を作ってあげても良いかもしれませんね。
疑問を次に繋げるための工夫も必要なのだと思います。
・やりたいという気持ちを尊重
子供はやってみたいという気持ちがものすごく強いです。
我々が手伝うとすぐに終わってしまうような事でも子供からすると難しいことも多々あります。
子供のやりたいという気持ちを出来るだけ尊重してあげて色々チャレンジさせてあげたいですね。
・たくさん褒めてスキンシップをとる
「ダメよ」「それはダメ」という言葉を一度は子供に言った事があるのではないでしょうか。
ダメ、ダメと否定してしまっては子供の意欲を損失させてしまう可能性もあります。
もちろんどうしてもダメなことはダメですが。。。
なので子供の自己肯定感を高めてあげるためにも可能であれば色々やらせてあげたいですよね。
そしてちゃんとできたらしっかり褒めて、抱きしめてあげたりしてスキンシップも取りましょう。
◯まとめ
3歳頃の子は何かと興味関心の高まる頃です。
親として色々考えさせられることはあるかもしれませんが、
我が子には伸び伸び育って欲しいですよね。
イライラすることもあるかもしれません。
そんな時は一息ついて、我が子の成長過程と向き合うことで今の時間を大切にできるのではないかと思います。
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