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赤ちゃんのお座りはいつから?うちの子は遅いの?早いの?

赤ちゃんがお座りできるようになると私たち親としてもできる事が増えますよね。ただ、いつからお座りができるようになるのか?というのは子を育てる親としては気になりますよね。

一般的に赤ちゃんがお座りができるようになるのは生後6ヶ月頃からと言われています。もちろん、この時期よりも遅い子もいますし早い子もいます。

「うちの子はいつからお座りできるようになるのかしら…」

このように心配されている親御さんもいらっしゃるかもしれません。そこでここでは赤ちゃんのお座りの疑問について色々考えてみましたので参考にしていただければと思います。

目次

赤ちゃんのお座りはいつから?

赤ちゃんのお座りは首がすわり出す頃から少しずつ取れるようになっていくと言われています。また、お座りのはじまりは生後半年ごろからで、前傾で両手で体を支えるように座っているような特徴があります。

最初のころのおすわりは頭や体を手で支えているためこのような体勢になります。

そして10ヶ月頃から支えがなくとも比較的安定して座れるようになります。とは言いつつも自分の子の成長は正常なのか?何かしらお座りの始まる前兆などはあるのか?など気になる点もありますよね。

なので一般的に言われているおすわりの前兆を示す行動についても少しご紹介したいと思います。

お座りの前兆はある?

赤ちゃんのお座りを感じさせる前兆のようなものも実はあります。前兆としてよく言われているのは、「寝返り」や「ずり這い」を頻繁におこうようになる頃です。

先述したようにこの頃は首もすわり、赤ちゃん自身も色々な動きを始め出します。ただ、このような行動を始めたからと言ってもすぐには、お座りの練習はしない方が良いかもしれません。

直接的なお座りの練習よりも、平衡感覚を使った運動遊びを多く取り入れることが大切です。

お座りができるようになるために必要な力

前述したように、手で身体を支えるような段階のおすわりは、まだ自分からおすわりをするのは難しく、保護者がお座りの姿勢を手伝ってあげる段階です。その際は身体が傾くと転んでしまうため、赤ちゃんの周りには転倒予防のクッションなどを置いて安全を確保します。

その後、身体が傾いた際に中心に頭から戻っていくような立直り反応が出てくると、身体を支えるための手を使う必要が無くなり、自力でのお座りが完成されていきます。この立直り反応というのが、自力でのお座りには欠かせない力です。

赤ちゃんのお座りの練習ってだめなの?

実は”低月齢”でおすわりの練習はさせない方が良いと言われています。

補助もなくおすわりできるようになるのは半年頃からですが、生後4ヶ月頃の低月齢からおすわりの練習をさせてしまうと赤ちゃんの体にいろいろな問題が生じてしまう可能性があります。

赤ちゃんが自力でお座りができるようになる前に強制的にお座りをさせてしまうと関節や場合によっては靭帯を損傷してしまう可能性があります。

あくまでも赤ちゃんのお座りには個人差がありますので、赤ちゃんの成長に合わせてあげるのが最善となります。

ただ、中にはお座りが遅いと思ってしまうこともありますよね。そんな時はどうすれば良いのでしょうか?

お座りが遅いと感じた時はどうすればいい?

中にはお座りが遅いと感じる赤ちゃんもいるかもしれません。しかし、先述したようにおすわりの練習は赤ちゃんの体のことを考えてもあまりお勧めはされてはおりません。

ただ6ヶ月、7ヶ月と経ち、ずり這いも頻繁で、首は当然すわっている。そんな時はお座りを手伝うことで赤ちゃんの視点が上がり、周りへの興味も広がるかもしれませんよね。

7ヶ月頃になると腰や腕の筋肉も発達していますので転倒防止の椅子などを使ってお座りをお手伝いすることもできるようになります。ただし、転倒防止の椅子を使いすぎると、自力で座位をする力の成長の妨げとなりかねませんので、あくまでも補助的な要素での使用が良いかと思います。

基本的には研究会でおススメしている平衡感覚を使った感覚運動遊びを大人に抱っこしてもらった状態で取り組むなどを多く取り組むことが、立直り反応を育てる視点となります。

赤ちゃんのお座りで転倒防止!椅子のおすすめってある?

ではここでは転倒防止の椅子をいくつかご紹介したいと思います。研究会的には、自力座位を獲得していない赤ちゃんへの補助いすの使い過ぎは逆に発達を遅らせますので、あくまでも補助的にという意味合いで赤ちゃんに合ったものを検討してみて下さい。

リッチェル(ふかふかベビーチェア)

リッチェルのふかふかするベビーチェアになります。

エアポンプ内蔵で空気も入れやすく、使わないときは空気を抜いて小さくすることもできます。また、お風呂でも使用する事ができますので赤ちゃんと一緒のお風呂タイムにも重宝します。

バンボ

世界で利用されている人気のベビーチェアになります。

機能面や安全性にも配慮されており赤ちゃんのお尻を優しく包み込んでくれる構造になっています。赤ちゃんの柔らかい身体にも負担なく座らせる事ができます。

ボンベべ(多機能ジャンボシート)

赤ちゃんが座って遊ぶことを目的としているお座りシートになります。

赤ちゃんがお座りしているときでもいつものおもちゃで遊ぶ事ができるので、安心してお座りをさせておく事ができます。

また、キャスターを設置することでカートにも変身するまさに多機能なベビーチェアになります。

まとめ

今回は赤ちゃんのお座りについてご紹介しました。

「うちの子はお座りするのが遅いかも…」

と気になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、記事内でもご紹介したように個人差があるのも事実です。お座りには自分でバランスを取るための平衡感覚の力が大切になります。保護者に抱っこしていただき、バルンポリンを小さい揺れで取り組むなども改善方法の一つです。

どうしても気になるようであれば、小児科へ行き医師へ相談されたり、発達支援ドットコムにもアドバイスを多数掲載しておりますのでご活用ください。

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