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かかとを育てよう! 小脳の活性化

療育や発達支援をされている方、かかとって評価されていますか?

かかとってものすごく大切なのに見落とされがちな部位なんです。もしお子さんのかかとの状態を知らなければ確認して欲しいなと思います。

目次

小脳は運動記憶の金庫

かかとは固有受容覚(筋肉の感覚)のかたまりと言ってもよいほどで、運動調整を司る小脳へものすごくたくさんの情報を送っています。

かかとが硬かったり、つま先歩きでかかとを使わずじまいはバランスをとったり、姿勢を保持するための情報を取り込めておらず、非常にもったいないことなんです。

かかとに触れてみて、非常に硬かったり、ぐにゃぐにゃとつぶれるような状態であれば、メンテナンスしてあげましょう。

かかとが硬い子の場合

かかとが硬い場合はよくもみほぐしてあげましょう。特に低緊張気味なお子さんの場合、身体の横の筋肉のラインを固めていることが多く、かかとも外側が硬いことが多くあります。硬いとかかとからの情報の取り込みがよくないので、瞬時にバランスをとることが苦手なども起こります。

ダウン症の子やかかとが柔らかすぎる場合

また、ダウン症のお子さんなど、かかとがふにゃふにゃとしている場合は、なめすようによく伸ばしてあげるだけでも筋肉の感度が高まりバランス力がUPします。バスケットシューズなど安定性の高い靴を履くことも大切ですが、そもそもの自分の足を育てることも併せて行うと相乗効果でもっと歩きやすくなります。

子どものくつの選び方

靴選びも足を育てる意味ではとても大切な視点。

靴底のクッション性の高いものを選びがちですが、子どもの靴選びで大切なのが、踵は少し硬めでホールドされるものがおススメです。

足幅などにもよるので一概には言えませんが、メーカーでいうとニューバランスの996シリーズやアシックスのレーザービームシリーズあたりが整体師さんなど身体の専門家の先生もおススメされています。

終わりに

姿勢保持というと体幹ばかりが注目されがちですが、唯一地面に接しているのは足の裏です。かかとや足裏を整えることはさらにその上の胴体を支える上でも大切ですし、かかとを育てることで小脳など脳からの姿勢保持にも有効です。

足裏からの支援もしていってくださいね。

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