開催案内
基礎感覚
支援のいろは
先輩ママ・支援者コラム
感覚遊びの要素をプラス! くす玉で進級・進学をお祝いしよう!
こんにちは!
10才ASDの子をもつアラフォー母 、田中ピラフです。
突然ですが、『くす玉』を割られたことありますか?
SNSでくす玉の絵文字を使われたことがある方は多いと思いますが、実際
『くす玉』パカッと割った経験がある方は少ないのではないでしょうか?
ザ・ベストテン世代の私には 憧れです。
祝いの気持ちを『くす玉』に乗せて
今年は、全国的に桜の開花が早いですね。
桜といっしょに卒業写真を撮られた方もいらっしゃるでしょうね。
今年の卒業・入学関係の行事やイベントも、様々な対策のもと開催され、式典の時間短縮や参列者の人数制限など、少しさみしく感じてしまうこともあるかと思います。
しかし、お祝いしたい気持ちは、毎年通り!!
“卒業おめでとう”
“今までありがとう”
“入学おめでとう”
新しい門出をお祝いしたい!!
学年が上がる子にも
“〇年生よくがんばりました”
“進級おめでとう”
この一年間のがんばりを褒めてあげたい!!
コロナ禍で制限の多いこんな時期だからこそ、あえてド派手にパーっと 『くす玉』でお祝いしてみるのはいかがでしょうか?
今回は、感覚遊びの要素を取り入れた 子どもと一緒に作る『くす玉』のアイデアをご紹介したいと思います。
トッピング感覚で オリジナルくす玉
私が、使いやすくてよく購入するのが、『DAISO くす玉』
ゴールド、シルバーの2色あり、そのまま割ってもテンションが上がるパーティーアイテムです。
まず、このくす玉(完成品)が好きなポイントは、
派手な色使いで無地なところ。
隙間ができてもそれなりにかわいく見えるので、『オプション』『トッピング』感覚での作業になります。
ということは…
・そのままでもOK!
・好きなものを好きなだけトッピングできる
・無理のない課題設定ができる!
・“楽しかった!”で、終わることが出来る
特に最後の“楽しかった”で終わることができるのは、“またしたい!”に繋がりやすくなるので、とても良い点だと思っています。
では、どんなトッピングができそうか?
私が試したもので、いくつかオススメを書いてみようと思います。
【紙吹雪】手指の巧緻性や眼球運動に
☆材 料…折り紙・色画用紙・紙テープ・花紙など
☆方 法…紙を裂く ちぎる
ハサミで切る
定規やカッターなど、道具を使って切る
クラフトパンチで型抜き
※子どもの興味や発達段階で合うものを考える
☆ゲーム…紙吹雪のうち1枚だけ違う色を入れる。
追視色あてゲーム、ペーパーキャッチゲーム など
【垂れ幕】オリジナルメッセージに想いを込めて
☆材料…紙 幅6cm×長さ32cm(既存のたれ幕)
紙テープ・リボン・スパンコールなど
☆方法…好きなメッセージを紙に書いて、貼る
【かざり】触覚の過敏さ、目と手の協応 など
☆材 料…好きなシール、デコパーツ、ボタン など
接着/ 両面テープ 、木工ボンド など
☆注意点…割れ目にシールを貼らないようにする
【かざり 大きめ】親子で共同作業 グルーガン
☆材 料…造花、レース、リボン、マスコット など
接着剤(強力な両面テープ、グルーガン など)
☆方 法…造花は、がくの下から茎を外すか、針金を切る
大きい造花を使う場合は、接着力の強いグルーガンがオススメ
強力に接着できるので、大きいものも少し重いものも接着できます
☆グルーガン…Daisoでガン200円・グルー100円
※かなり熱くなるので取扱注意
保護者と一緒に作業をすることをオススメします
子どもはお花を選んで、爪楊枝やピンセットで押さえる作業を
ざる2つで『ビッグくす玉』を作ろう!
ふわっと花紙、固有覚
☆材 料…ざる 2つ
ひも(ざる2つの接続部分 30cm 1本)
(ざるを吊るす 1m 2本)
(ざるの接続部分に結び、ひっぱる紐 1m 1本)
(垂れ幕用の紐 50cm)
かざり用 花紙、造花など
ラッピングタイで結び、ざるの穴から通し結ぶ
垂れ幕用 紙、ラップの芯、割りばし など
ざる・のり・花紙で『ビッグくす玉』
触覚へのアプローチ!
☆材 料…ざる 2つ
ひも(ざる2つ接続部分 30cm 1本)
(ざるを吊るす 1m 2本)
(ざるの接続部分に結び、ひっぱる紐 1m 1本)
(垂れ幕用の紐 50cm)
かざり用 花紙、目玉、色画用紙など
垂れ幕用 紙、ラップの芯、割りばし など
☆方 法…透明の糊を水に溶き、花紙をくぐらせ、ざるの表面に貼る。
何度か繰り返し、乾かす
かつらをつけ、顔のパーツを貼る
目次
いかがでしたか?
触覚過敏や、手先の発達に課題のある息子も、「割って楽しかった」という経験があることで、毎回違う感覚遊びの くす玉を提案しても、「ぼくもしたい!」と言ってくれます。
まずは くす玉で、進級・進学をお祝いする!
これだけでも、ちょっと特別な楽しい時間が過ごせるのではないかと思います!
コメント