視覚支援はいつか辞めるもの?

こんにちは。りっきーです。
あっというまに11月も終わりですね。

我が家では4年ほど前からこの時期に必ずしていることがあります。

それは、翌年の視覚支援用にカレンダーやメモを準備することです。
支援をしていて一番難しいけれど大切なことは「継続すること」だと思っています。

我が家で視覚支援を始めたのは長男が4歳になる直前の頃です。
発達障害の診断がおりる前でしたが、長男は文字情報に強く、聞いて理解するより、見て理解するタイプだと思い、始めました。

そこから4年近くがたち、長男はひらがなだけではなくカタカナ・漢字を読めるようになり、予定の変更や急なスケジュールにも随分対応できるようになってきました。

「もうなくても大丈夫かな?」とついつい、視覚支援を減らしてしまいがちな状況ではありますが、だからこそ環境として視覚支援を続けることの大切さを感じています。街中のユニバーサルデザインが全ての人にとって「わかりやすい」ように、我が家での視覚支援のカレンダーやメモは、たとえ成長してできることが増えたとしても長男にとって「わかりやすい」「安心できる」ものであると考えるからです。

私が日々関わっているモンテッソーリ教育では、「子どもを主体」に活動が進んでいきます。視覚支援についても、大人から見て「もう大丈夫かな」ではなくて、本人にとってどのような環境がベストなのか、という視点に立つことが大切だなと、年末を迎える前のこの時期に振り返ることにしています。

もちろん、視覚支援の形は子どもの成長に合わせて変わっていくものです。

こちらは年中の運動会で長男が使った支援用のプログラムです。小学校に入ってからは長男の希望で、別で作るのではなく、配られるプログラムに補足する形でメモや印を入れる形に変更しています。

また、年中の頃から行事やイベントの際は見通しがわかるよう、流れや由来をメモにして見て確認→当日携帯していました。
長男に翌年以降聞いたところ、経験した同じ行事は「家で見たら、当日はもうなくて大丈夫」とのことでしたので、現在は新たな経験をするときに追加で作成することにしています。

このように、本人の様子を見て希望を聞き、本人主体に進めていくことで、子どもたち自身に「自己選択」の習慣が身につき、自立へ向かっていきます。

視覚支援は成長と共になくす方向で進めていくもの、ではなく、生活の中に溶け込みながら、形を変えて続けていくもの、であればいいなと思う母でした!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、お会いしましょう♪

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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