体育参観を終えて

こんにちは。りっきーです。
皆さまの地域では今年の運動会はありましたか?
我が家の小2の長男の小学校では、今年は各学年1時間の体育参観に変更になり、先日観に行ってきました!

数年前、運動会の朝にはパニックを起こし、会場に連れていくだけでも大変だった長男が、張り切って「行ってきます!」と朝学校へ出発していく姿(なんと小1の途中から一人で20分かけて歩いて登校しています!)を見て、感慨深い気持ちになりました。

今回の体育参観では、従来の運動会と違うところがたくさんありました。
・他の学年が授業中なので、BGMはなし
・1コマ45分で開会式~閉会式まで終了
・観客が圧倒的に少なくガヤガヤ感ほぼなし
・徒競走のスタートの電子音もいつもより控えめ


これらの要因が重なって、長男にとってはとてもとても快適な体育参観となったようで、開会式・体操・ダンス・徒競走・大玉ころがし・閉会式と、なんと最初から最後まで一切補助なしで全てのプログラムに楽しく参加することができました!!!

昨年も何とか最後まで参加はしていましたが、5月終わりの炎天下で午後からしんどくなってしまったこと、また、全校で800人規模のため、観客を入れると推定2000人以上がグラウンドでひしめき合っており、すれ違うのも大変な状況⇒ざわざわしていて音がツライ、というハードルがある状態でした。

今年の体育参観を見ていて、来年からもずっとこの形式だったらいいのに・・・と思ってしまった母でした(笑)

とはいえ、この楽しめる状況になるまで、平坦な道のりではありませんでした。
保育園の年中から行事の際には視覚支援を取り入れて、見通しをつけながらここまでやってきましたので、紹介させていただきます!

これまでの手立ての経過

長男が行事で脱走したり、当日の朝行き渋りをするようになったのは、保育園の2歳児クラス(年少の一つ下)の頃からです。1歳児クラスの時は、周りもみんな固まったり泣いたりしていて、走り回っていても目立つことも少なかったため、嫌がることはありませんでした。

2歳児クラスの運動会では、プログラムに出るときはほぼ先生に抱っこされ、脱走するのでお散歩カートに乗せられてグラウンドを先生とお散歩(クラスの子とは別行動)していました。この頃には「この子はとても敏感なところがあるな」と私はすでに周りとの違いを認識していました。

翌年、年少の運動会が一番大変でした。当時3歳9ヶ月、まだ言葉でのやり取りは簡単なもののみ。朝嫌がってのけぞる長男を何とか自転車に乗せて、会場まで汗だくで何とかたどり着いたことを覚えています。今思うと、次に何が起こるのかわからないこと、会場が保育園の園庭ではなく近所の公園で慣れていない場所であること、が大きな要因となって、不安が爆発していたように感じます。

年少の終わり(4歳すぎ)にはひらがなをひと通り読んでいたこともあり、そのころからカレンダーやメモを使って見通しを伝えるということを始めました。

また、行事のときには、何をするのか見通しがつくように、行事の内容をあらかじめ4コマメモで伝え、当日は本人のポケットに一部、先生に一部お渡しして、不安になったときにはいつでも見られるようにしていました。

年中の運動会では、予行練習のときから、プログラムをひらがなで書き、出番に〇をつけてラミネートしたものをリュックにつけて登園。
その年は加配がついていたので、横で先生が見せてくださったこともあり、何をするか、少しずつ見通しがついてきたようでした。

長男は運動会中、「どのタイミングでトイレに行ったらいいかわからない」ことも不安要素の一つだったようで、ホワイトボードマーカーで加配の先生にトイレにいけるところに印をつけてもらうような工夫もしました。
予行練習用の見通しメモ↓

迎えた本番。朝、少し不安そうな表情はするものの、1年前とは打って変わり、スムーズに自転車に乗り、会場に向かうことができました。不安がやわらぐとこんなに変わるものだと、先生と一緒に集合場所へ向かう長男を見て思ったものです。(ちなみに年中の運動会の直前に宇佐川研に出会っており、まだほぼアプローチ前です。)

本番の見通しメモ↓
おしまいを書いてあげることもポイントでした!

その後の長男は、年中の1年間のすべての行事をメモとともに過ごし、合わせて宇佐川研やモンテッソーリ教育の取り組みをすることでググっと伸びていきました。

年長になって、少し落ち着いた初夏頃には、行事前に「メモいる?」と聞くと、「覚えているから大丈夫!」と答えることも増えてきました。

そして、年長の保育園最後の運動会では、意気揚々と出発し、入場のプラカードを持つことまで任せられた長男!
苦手な種目はありましたし、年長では加配もなしになったのですが、役割があることで自信になり、最後の組体操までしっかりと頑張ることができました。

一人ひとりに合った支援

この経験を通して、私は一人ひとりに合った支援を考え、継続することで、子どもは伸びていくということを確信しました。

今、行事前に不安が強く、疲弊してしまっているお母さんお父さん、そして園で担当の子どもたちが困っている姿を見ている先生方に、このようなやり方があること、そして子どもたちは変わっていくということが届けばいいなと思っています。

また、お会いしましょう!!

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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