【1歳・2歳児】歯磨きを嫌がる理由について


1歳~2歳くらいになると乳歯が徐々に生えてくる時期ですよね。それと同時に歯磨きも開
始するわけですが、歯磨きを嫌がる子も多いのではないでしょうか。できることなら嫌がる
事なく楽しんで歯磨きをしてもらいたいですよね。
そこでここでは1歳~2歳くらいの子に焦点を当て、歯磨きを嫌がる理由について考えてみ
ました。

【1歳・2歳児】歯磨きを嫌がる理由

1歳・2歳児は何かと嫌がるものですが、歯磨きにも何かしらの理由があるものです。
単純に口の中に触れられる経験が少なく、拒否反応によるものや、口の中に傷があって
痛みを覚えたり、違和感から嫌がることに繋がっているケースも珍しくありません。
理由に心当たりがない場合は、ただ機嫌が悪いから歯磨きを拒絶しようとしていることも考
えられます。

もし、理由の一つとして、歯磨き以外にも散髪や爪切り、抱っこされることを嫌がるなど、皮膚感覚の過敏さを感じることがあれば、「触覚防衛反応」による歯磨きの困難さとなります。その場合は、こちらの投稿(「歯磨きを嫌がる子の背景理解と改善への取り組み」)を御覧ください。

基本的には1歳や2歳児は楽しいことに積極的なのですが、つまらないと感じたらイヤイヤ
したり泣いたりすることも多々ありますよね。
大人の目線からすると我慢が足りないように見えてしまう事もありますが、子供にとってみ
ればごくごく普通のことです。
子供は大人ほど我慢できるわけでもなく、嫌だと思ったら大泣きしてでも拒もうとし
ます。

嫌だというものを押しつけても好きになるはずがありませんので、親は原因を特定して対策
することが必要になると思います。
また、小さい子供は意思表示がハッキリしている子供ばかりではないので、こういったいく
つかのパターンから当てはまりそうなものを見つけるのが、特定の近道となります。

歯磨きを嫌がる子に無理やり歯磨きするのはNG

歯磨きを嫌がる子供に無理やり歯磨きをすると、余計に抵抗感が生まれて望ましくない結果
に至ります。つまり、今後も歯磨きをしたがらなくなったり、歯のケアを軽視してしまう恐
れがあるので注意です。

1歳や2歳はまだ子供と思いがちですが、価値観を形成したり行動パターンの方向性が決ま
り始める頃です。そして、この時の体験が後々に響きますので、嫌がる子の口に無理やり歯
ブラシを入れるのはNGです。

大切なのは歯ブラシを楽しいと思わせること、そして抵抗感を払拭することにあります。

無理やりは歯ブラシが嫌いになったり、抵抗感を強めたりすることになるので避けたいものです。

嫌がる子には理由があるはずですので、まずは理由を探し出し抵抗感を取り除くのが先決で
す。歯磨きの際も力任せに歯ブラシを口にねじ込もうとすると、歯茎を怪我してしまう可能
性があります。
ゴシゴシ磨くのも厳禁ですから、力を入れないと歯を磨けない時は諦めるのが正解と言えま
す。

時間を置けば抵抗感が薄れるかもしれませんし、嫌がる素振りを見せないことも十分にあり
得ます。

嫌だという時に無理をすると、嫌な気持ちを強化してしまうだけですので、楽しいことに切
り替えて気持ちをリセットしてから再挑戦をおすすめします。


歯磨きを好きになってもらう2つのポイント


歯磨きを好きになってもらいたい、そう考えるのは親であれば当然のことです。
それにはまず、2つのポイントを理解して実践する必要があります。
歯磨きを好きになってもらうコツの1つは、歯が生え始めたら早めに歯ブラシと関わる経験をもつこ
とです。

具体的には歯ブラシを口に入れる練習で、抵抗感を覚えさせないのがポイントです。
2歳よりも1歳が理想的ですが、タイミングは乳歯が生え始めてからです。

それまではガーゼを使うなどして、指で口の中に触れて清掃することが、歯ブラシにスムー
ズに移行するコツとなります。

もう1つのポイントは雰囲気で、歯ブラシを使って歯を磨くことを楽しいと覚えさせる点に
あります。

無理やり磨くことは抵抗感を生み、嫌な気持ちを強めてしまうだけですから、そういうネガ
ティブな感情が生じる瞬間を減らすことが大事です。

上手に歯を磨けたら褒めて上げる、それが子供に歯を磨くことの魅力を伝える鍵を握りま
す。

怒ったり怒鳴るやり方は悪手ですし、力任せに押さえつけたり無理やりは逆効果なので、そ
の反対のやり方を重視するのがベストですね。

まとめ

1歳、2歳の子に歯磨きをするのは案外大変ですよね。少しでも楽しんで歯磨きをしてもら
えるように親としても頑張りたいところです。

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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