3歳児なのにYouTube見すぎは良くない?考えられる影響とは?

大人だけでなく子供もハマってしまうユーチューブ。

何事も程々が良いとは言われていますが、3歳児の場合はどうでしょうか?3歳児と言うのは第一次反抗期の時期でもあり自我も芽生え始める頃です。

ユーチューブを見せているとおとなしいから…と見すぎになってしまってはいませんでしょうか?

そこでここではユーチューブを見すぎる事による影響などについて考えてみました。

3歳児のユーチューブ見過ぎによる影響とは?

ユーチューブは1990年台にはなかったサービスで動画ならユーチューブと言われるほど浸透してきていますが、やはり見すぎによる影響はあるはずです。

特に3歳児の場合、この頃は心身ともに急激に成長する時期でもあります。そんな3歳児への影響などについて考えてみました。

会話が減ってしまう

人は会話をすることで言葉の発し方を覚えたり相手の考えを理解し、その考えに対し自分の意見を言ったりしますよね。

子供との会話が減ってしまうと親が何を考えているのか?が理解しづらくなってしまうだけでなく、子供が何を考えているのかも分からなくなってしまう可能性もあります。

またそれだけでなく普段から家族内で会話が減ってしまうと、子供が悩んでいる時なども対応できないかもしれません。

と言うのも会話の少ない環境というのは相談しづらい環境とも言えます。その環境を自然と作ってしまっていると子供の異変にも気付きにくくなってしまいます。

視力の低下

同じ画面をずっと見続けることによって、視力の低下にも繋がってしまう可能性があります。

YouTubeを見るときはタブレット端末やテレビに繋いで観るよりも圧倒的にスマホで見ることが多いと思います。

小さな画面で長い時間、同じ画面を見続けるのは眼精疲労に繋がってしまう可能性があります。

夜寝る時間が遅くなってしまう

スマホの画面を長時間、見続けることで脳は興奮状態になっているので夜中々眠らない。ということにも繋がります。

また、スマホやタブレット端末は子供でも簡単に操作できてしまいます。夜みんなが寝静まった頃に、その時の興奮を忘れきれずにユーチューブ見ようと思ったりするかもしれません。

夜寝るのが遅くなってしまうと生活リズムも崩れてしまいますので、やはり心身の成長にも何かしら良くない影響は出ますよね。

3歳児がユーチューブ依存から抜け出すためには?

実は最近思ったことなのですが、親もスマホを良く見ているから子供もスマホを見ているのではないか?と感じたのです。

例えば、親が常にスマホをいじってしまっていると子供も「スマホを触りたい」「ユーチューブを観たい」ってなるはずです。

親がスマホに依存していなければ子供もYouTubeに依存することはなくなるかもしれません。そして依存しないことによって、スマホを見ている時間を会話の時間に変えることができます。

そうなると家族の会話も増えますよね。

その他にも、本の読み聞かせをしてみたり、3歳児でも分かるテーブルゲームやおもちゃなどで遊んでみたりするのもスマホ依存、ユーチューブ依存脱却のきっかけになるのではないかと私は思います。

要はスマホと”距離を置く”ことが親もそうですし子供にも大切なのではないかなと私は思います。

なぜユーチューブに夢中になってしまうのか?

YouTubeに夢中になってしまうのは、単純に観ていて面白いから。というのが理由だと思います。

最近はユーチューブでもショート動画などがあり、ちょうど良い感じに編集された動画を色々観ることができます。

日本の動画から世界の動画まで国境を超えて観ることができますし、関連した動画が次から次へと表示されますので観続けてしまうわけです。

いつでもどこでもスマホとネット環境さえあればユーチューブを観ることができるのも夢中になってしまう原因なのだと思います。

まとめ

今回は3歳児とユーチューブというお題でご紹介しました。

子供だけでなく大人も楽しめるユーチューブですが、家族間の会話を増やすためにもスマホも程々の利用に抑えたいですね。

ユーチューブはとても楽しいですが、もっと楽しいことが日常にはあるはずです。

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研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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