3歳児っていくつまで数えられる？おすすめの数字遊びゲーム

「3歳児っていくつまで数字を数えられるものなの？」

「もうそろそろ数の勉強を始めても良い頃合いなのでは？」

このように思っているママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。

ただその反面、3歳児で数を理解するのってまだ難しいのでは？と疑問に思っていらっしゃる親御さんもいるかもしれません。

結論を先に言うと、お子さんが［数］に興味をもった時点で数に触れあう機会を増やしていってあげることが出来れば、より数への理解を深めることが出来ると考えます。

なぜなら興味をもつことで、日常で目にする数や数字が自然と頭に入ってきます。すると、こちらがわざわざ教えなくとも自ずと学びに繋がるからです。

また、数字や数式など数の考え方に関しては言語とは違って世界共通の概念です。でも、幼少期は概念を育てるための基礎を育てることがより大切な時期です。重い、軽いといった身体を通して感じる経験、おはじきが手の中からあふれるような経験、身体で感じるその一つ一つが数や数字の土台となるのです。

とはいえ、少しずつわいてきた数や数字への興味をふくらませたいと思う親心もわかります。

そこでここでは、3歳児は一般的にいくつまで数えられるものなのか、また、おすすめの数字を使ったゲームもご紹介したいと思います。

ぜひお子さんの数に対する興味へとつなげて頂ければ幸いです。

3歳児っていくつまで数えられるものなの？

一般的に3歳児の子は［1］～［５］くらいまでは数えられるとされています。もちろん子供によって成長速度は違いますので［１０］まで数えられる子や、それ以上数えることができる子もいます。

数を数えることを数唱と言いますが、一般的には3歳児であれば［1］～［５］までの数唱を習得できるとされています。

また、数唱の他にも数量の理解なども３歳頃から徐々に基礎が身に付いてきます。

具体的に言うと、数量の理解に関しては約3～４個程度を理解するようになってきますので、

「みかんがひとつ、みかんがふたつ、みかんがみっつ」

このように、

○＝１個
〇〇＝２個
〇〇○＝３個

と少しずつ理解できる様になってきます。

そのため、数字に少しでも興味を示すようであれば、積極的に数と触れ合わせることができれば覚えも良くなるかもしれませんよね。

実際、ママさんの声からも、

「散歩の時にいつも数遊びしてたのですが、2歳半で20くらいまでは数えれる様になった」
「体重計で遊ぶ様になってから数字に興味を持ったみたい。3歳ですが15くらいまで読むことができます」
「お風呂から出るときにいーち、にーい、さーんの様に言ってると3歳ころ気がつくと10まで数えることができる様になってた」

この様に生活や遊びを通して数字に慣れ親しむことでどんどん子供は吸収していくのだと考えられます。

幼児期健忘という言葉もありますが、例え、この頃できていたことが仮にリセットされたとしても、数の概念や理解という土台を作る意味合いとしてはどんどん進めたのでいいと思います。

なので、少しでも子供が数に対して興味を持っているのであれば、積極的に数と触れ合わせてあげる様にしたいですね。

そこで次はそんな数字を使った遊びをご紹介したいと思いますので、ぜひお子さんの数字に対する興味へと繋げて頂ければと思います。

おすすめの数字遊びのゲーム

お買い物ごっこ

このお買い物ごっこ遊びは、数唱と数量を理解するための遊びになります。

＜遊び方＞
①机に好きなおやつを並べます（5個くらいまで）
②ママが「おやつをひとつください」と言います
③子供が並べたおやつの中からママの言った数量のおやつをもらいます

このお買い物ごっこは初めはおやつや果物などから始めて、徐々に数字を理解できる様になってきたら数字を書いたカードに変えることでより深く数字を理解できる様になってきます。

カルタ風数字遊び

この遊びは数字の理解を深める遊びになります。

＜遊び方＞
①数字１～５くらいまでを書いたカードをランダムにテーブルに並べます
②ママが「２はど～れだ」の様に子供に問いかけ、子供はそれを探してタッチ！
③子供はとった数字をママに渡す

そして慣れてきたらカードに数字の数だけ○（ドット）を書いてあげて、その数には○が何個あるのか？なども教えてあげることで、より数字に対して理解を深めることが出来ると思います。

数字遊びをする際は、あくまでも楽しく行うことが前提になります。お子さんが難色を示した場合は遊びを変えたりして、数が嫌いにならないように工夫したいものです。

せっかく数に興味を持ったのに苦手意識を植え付けてしまうと本末転倒にもなりかねませんからね。

まとめ

今回は3歳児はいくつまで数を数えることができるのかなどについてご紹介しました。数字を数えることを数唱と言います。数唱ができることと、量が分かることは別です。カード学習だけに偏り数や数字を学んでいると、数は１００まで数えられるけれども、３つ飴を持ってきてと言われて「３つ」の量が分からないということも起こりえます。

お子さんが数や数字に対して何かしら興味をもった段階で積極的に数字と触れ合えれば、どんどん子供は吸収し、理解してくれるはずです。手に触れて遊ぶ中に、数って便利だな、楽しいなという経験を一番大切にしたいですね。

ここで紹介した数字遊び以外にもたくさんの数遊びがありますので、ぜひたくさん［数］と触れ合う機会を作ってみて下さい。