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赤ちゃんはストローはいつから使える?コップとどっちが先?

赤ちゃんがある程度成長してくるとストローの使い方、コップの使い方も意識されると思います。

赤ちゃんにとってストローはいつから使えるのか?また、コップとどちらを先に使えるようにすれば良いのかなどストローひとつとっても色々な疑問が出てきますよね。

親としては赤ちゃんがストローを使えるようになる事で、育児面でも助かる場面が増えます。ただ、このストローに関しては良いことだらけというわけではなさそうなのです。

そこでここでは赤ちゃんのストロー事情について考えてみました。

目次

赤ちゃんはストローをいつから使える?

赤ちゃんがストローを使えるようになるのは、一般的に離乳食が始まる生後6ヶ月頃と言われています。”使えるようになるのは”と書きましたが、これはあくまでも赤ちゃんが身体的に使うことが可能な時期、という風に認識していただけると良いと思います。

一般的にはストローの使い始めで早い子だと生後5ヶ月の子もいますし、生後8ヶ月でストローの練習を開始する子もいます。

日々ストローの練習をする事で1歳頃には上手にストローを扱える様になっている子も多いと思います。

もちろん1歳までにストローの扱いをマスターしなくてはいけないわけではないので、各々の成長に合わせて無理のない範囲で使えるようになると良いですよね。

ストロー練習時の注意点

ストローの練習を始める際は決して赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。初めてストローを目にする赤ちゃんからするとストロー自体が不思議な物体で興味津々です。

赤ちゃんはストローをどのように扱えば良いものなのかも分かりません。ストローを抜き取ってを振り回す可能性もありますし、目に当たったり、怪我につながる可能性も0ではありません。

ストロー飲みを練習する際は軽量のプラスチック製ストローマグなどを使用し、仮に物に当たったとしても割れないような安全性の高いものを使用する様にしたいですね。

赤ちゃんにストローはよくないとも聞くけど…

赤ちゃんのストローに対する考え方には実際のところ賛否両論あります。

そのよくないとされる理由の一つに、不正咬合(ふせいこうごう)が挙げられます。この不正咬合というのは歯並びや噛み合わせが悪い状態を指していて、赤ちゃんの頃からずっとストローばかり使用していると、この不正咬合になりやすいという見解があるのです。

そのため、歯科分野の先生からはストロー飲みの開始時期は2歳くらいが正しいといった意見も多くあります。

とはいっても外出先などで慣れないコップ飲みをさせて周囲を汚してしまうのは何かと大変ですよね。

なので、自宅などではコップを使ったトレーニング、外出で人手が多い場所などではストローマグなど、その状況に応じて使うのが良いのではないかと私は思います。

ではストローとコップだとどっちが先に使える様になると良いのでしょうか。

赤ちゃんはストローとコップどっちが先なの?

赤ちゃんのストローに対する意見は賛否両論あると先述しましたが、やはり不正咬合の問題は切っても切れない様です。

そのため歯科界隈ではコップ、もしくはコップタイプのマグなどの使用を離乳食時期の赤ちゃんに対しては推奨しています。コップ飲みができる様になる、もしくは2歳頃からストロー飲みにすることで将来的な口腔機能の問題も起きにくいのだそうです。

※口腔機能の問題には、不正咬合の他にも歯列の問題なども含まれてきます。

もちろんストローを絶対に使用してはいけないというわけではありませんし、保育園などでもストローマグを使う機会もあるでしょう。

ストローを赤ちゃんの頃から使い続けると口腔機能の低下に繋がる。このような懸念点があるということを知っているだけでも今後の育児の取り組み姿勢が変わるかもしれませんよね。

赤ちゃんは自分一人では何もできません。我々親が色々な情報を収集し、精査し自分の育児の中に取り入れることができれば赤ちゃんにとっても良い成長に繋がるはずです。

まとめ

今回は赤ちゃんのストロー飲みとコップ飲みについて考えてみました。

大手のベビー用品を扱う会社ではストローマグの使用を8ヶ月頃からと明記されていますが、実際のところマグの飲み口も成長に合わせて組み替えることができます。

ストローを赤ちゃんの頃から使い続けると将来的に口腔内のリスクがある。これを知っているか知っていないかだけでも今後の育児が少し変わってくるかもしれません。

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