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発達支援の考え方
【発達支援は脳機能の改善支援】 発達を支援していくにあたって、現在様々な取り組みが行われていると思います。身体にはたらきかける取り組みや、音楽を用いた取り組みなど多岐にわたります。 はたらきかけ方やはたらきかけている身体の部位は様々ですが... -
コンビニおむすびをうまくあけられないご相談
コンビニおむすびのテープをうまく開けられない小学生のご相談をいただきました(つづきは本文で)。昨日は、発達支援オンラインサロン内の月例のお茶会(座談会)の日でした。 外出制限されている中ですが、全国の仲間が子どもたちを寝かせた後に、ほっと... -
学習アプローチの前に身体づくりが大切な理由
こんにちは。りっきーです。 前回までのコラムでは、「触覚」「平衡感覚」「固有覚」の3つの基礎感覚について、息子のエピソードを交えながらお話をさせてもらいました。 今日は発達障害の特性があるお子さまをお持ちの保護者の方がよく悩まれる「学習面... -
「聴覚防衛反応(聴覚過敏)の理解と改善に向けて」
【聴覚防衛反応(聴覚過敏)とは? 】 まず、聴覚防衛って何?という方が多いと思いますので、簡単にどのような状態像なのかお話します。 聴覚防衛反応の出ている子は、普通の人には何でもない程度に感じる音や声でも、私たちも嫌だなとよ... -
たかが輪抜き、されど輪抜き
【 たかが輪抜き、されど輪抜き】 これ、なんだか分かりますか? 高次化理論の中ではおなじみの教材です。 1方向のペグ抜き 何かと言うと、1方向のペグ抜きから、 左から2方向、3方向、4方向の輪抜き教材 2方向、3方向、4方向の輪抜き教材です... -
平衡感覚(前庭覚)を使って遊ぼう~臆病だった娘がお転婆娘へ~
【平衡感覚(前庭覚)とは 】 前回は、触覚を使って遊ぼうについての内容でしたが、今回は平衡感覚(前庭覚)についてです。触覚は想像が容易ですが、平衡感覚(前庭覚)ってイメージしづらくないですか? 平衡感覚(前庭覚)とは簡単に言うと、... -
触覚を使って遊ぼう
【過敏と鈍麻】 娘は現在、4歳7か月。我が子の場合、触覚に対しては、過敏さと鈍麻さがありました。例えば、耳かきや歯磨きを嫌い、大人が抱きしめると自分から離れる子でしたが、その反面、服が濡れてもへっちゃら。泥遊び、スライム・粘土、いわゆ... -
触覚防衛反応のメカニズム~そして改善へ~
触覚防衛反応の理解へ 触覚を使わずに生きることは、不可能に近いと言えるほど、頻繁に使う感覚です。その触覚に困難さを抱えて育つということは、どんなに生き辛いことでしょうか。 触覚防衛反応は生理的な反応なため、好きとか嫌いとか考えて判断するよ... -
『支援のカギ!平衡感覚の大切さ』第2回鹿児島宇佐川研より
【『支援のカギ!平衡感覚の大切さ』】 1 豪雨にも負けず 豪雨により、高速道路の封鎖などもありましたが、第2回鹿児島宇佐川研を開催することができました。 私自身会場にたどり着けるか心配もありましたが、鹿児島のメンバーに鹿児島市内からフェリー... -
『新しい出会いに向けて ~防衛反応の理解に基づいた出会いを~』
みなさんこんにちは。 宇佐川研代表の植竹です。 2019年度もよろしくお願いいたします。 きっと、今日あたりで始業式、入学式を終えたころかと思います。 新しい出会いはいかがでしょうか? 子どもたちはもちろんのこと、大人もドキドキしながら新しい環境...