紙がまぶしい!100均で出来るまぶしさ対策

紙がまぶしい

学校のプリントがまぶしくて目が疲れるという子がけっこういます。

まぶしいものを見続けたら、みなさんどうなりますか?

目が痛くなったり、ものすごい疲労感におそわれたりすると思います。

しかも、そのまぶしい紙を毎日、毎時間見ないと学習することができないとしたら。考えただけでも疲れてしまいそうですので、当事者の子どもたちは、本当に辛いと思います。

見え方や感じ方に困っている本人は、困っているけれどどうしたらよいのか分からないまま困り続けていることがあります。

なぜなら、他の人も同じ環境で同じように見ているから、みんなも辛いのを我慢して見ていると思っていることもあります。

100均でまぶしさ対策

100均で売ってるカラークリアファイルにプリントをはさむだけでもまぶしさ軽減に役立ちます。

その子によって、何色のファイルに入れると見えやすくなるかは違いますので、まず100均で試したり、少し大きい文房具屋さんで、もっといろいろなカラーバリエーションで試したりとしてみて欲しいと思います。

まず、紙がまぶしいと感じている子がいることを知ってください。

まばたきが多い子や、目を細めることが多いを見たら、もしかしてまぶしいのかな?と聞いてみてあげてください。

そして、お試しでカラーファイルを試してみてもらうなどしてみてください。

カラーレンズのメガネも少しずつ認知されてきていますが、学校現場の理解がまだまだ追いついておりません。

カラーレンズのメガネを見ると、ファッションだと勘違いをされたり、そんな特別なものは認めないなど、特別支援教育の時代のはずなのに、まだまだ偏見が多々ありますので。

理解をすることで、まずはすぐにできる支援から始めていって欲しいと思います。

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研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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