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基礎感覚

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支援のいろは

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先輩ママ・支援者コラム

先輩ママの実践コラム

私が目指す宇佐川研

みなさんこんにちは、宇佐川研代表、臨床発達心理士の植竹です。
 

なぜ、全国で研究会を開催するのか?

私はもともと経済学部出身で、発達の「は」の字も知らない人でした。

そのような私が、現在、研究会を全国17県で開催するに至り、年間1000名以上の方が、研究会にご参加いただいています。

もともと東京でしか開催していない小さな研究会が、全国各地で開催するようになったのか、その理由と想いを伝えさせてください。

先人の知恵の結集

私は、大学を出てから4年半、民間企業で営業と経理事務をしていました。会社が株式を一部上場する時の経理だったので、人の生命の限界にチャンレジできるくらいたくさんの経験を積ませていただいてました。

いよいよ命の限界を感じることが出てきた時に、本当にやりたい仕事をしようと思い、お世話になっていた会社が東証一部上場したその日に退職届を出させていただきました。

本当にやりたかった仕事。それは子どもたちの成長を支える仕事でした。

経済学部の私がもっている資格は、中学高校の社会科の教員免許状だけです。

そこで、履歴書をたくさんの学校に送り、拾ってくれたのが当時の肢体不自由のお子さんが学ぶ養護学校でした。

電卓をたたいていた2日後に、人生初のオムツ交換を体験します。オムツの後ろについているテープの意味も分からず、手にくっつくテープにイライラしてみたりと、それはひどい支援者でした。

そんなこんなで、全然支援者としての力を発揮できない日々が過ぎていく中、今さら会社には戻りたくないという気持ちと、あまりにもド素人すぎる自分を変えないといけないと思い、行ける研修会に参加しまくっているところで出会ったのが、この発達障害臨床研究会です。

この研究会のスーパーバイザーであった淑徳大学の故・宇佐川浩先生、研究会を立ち上げた作業療法士の木村順先生との出会いから人生が変わりました。

宇佐川浩教授と言えば、この発達分野の歴史を作ったともいえる数々の功績があられる先生です。音楽療法士の発達分野でもレジェンドであり、
モンテッソーリ教育が日本に入ってきた際の初期の実践研究メンバーです。

「感覚と運動の高次化理論」という発達理論を作られ、私たちの研究会はこの高次化理論をベースに発達支援を探求しています。


 

そして、木村順OTは数々の書籍をご執筆されており、テレビの赤ちゃん番組の監修などもされてきている先生です。



研究会に参加したその日に 宇佐川先生に挨拶に行くと、

「よく来たね。日本の支援は外国よりも20年は遅れているから、今からでもぼくのところで勉強すれば、ちゃんと成果を出せるようになるから大丈夫だよ」

と励ましていただきました。何をしても芽の出ない私でした。人生をかけて転職したところでしたので、この先生を信じてついていこうと決心したのが、今から16年前のことです。

そのようなお二人から得た学びの時間は正に知識と技術が大集結された時間でした。

タイムマシーンで未来へ

  そのような素晴らしい先生から教えをいただき始めてから16年が経ちました。

残念ながら宇佐川先生は10年前に天国へのぼられてしまいましたが、たくさんの学びをこの研究会で教わりました。
 
この研究会のすごいところは、臨床に特化したところです。

ケーススタディという手法を用いて、 発達につまずきのあるお子さんの発達のつまずきの原因を捉え、「なぜ?どうして?」を突き詰めて考え、発達のメカニズムに照らした支援アプローチを検討します。

そして、アドバイスを基に半年間実践し、その成長の様子を再度検討し直します。
私が担当していた一人のお子さんに対して、最長2年半に渡り半年ごとにケーススタディを通してアドバイスをもらいながら指導したことがあります。

宇佐川先生のアドバイスを受け、言われたことを実践すると、「〇か月後にこんな変化がでるよ」と言われていた通りの変化が次々と現れていきました。
 
宇佐川先生ってすごい!人の発達ってこうなっているんだ!
 
当時も今も、肢体不自由や知的障害のあるお子さんを担当させていただいていましたので、「障害があっても、こんなに成長していけるんだ!」ということを何度も教わった日々でした。
 
0から始めて16年かかっていますが、今ようやく、そこそこ発達のお仕事として成果が出せるようになってきました。

素人の私でも、それなりに成長のお手伝いをできるのだから、教育学部や発達に関する学校を出ている人が、この研究会の内容を知ってくれたらもっと子どもたちの力を引き出せるに違いないと確信しています。

今、研究会でお会いする方には、16年分の実践結果を基にアドバイスできます。

もし私のように発達素人であってもタイムマシーンに乗ったかの如く、私の16年分の経験を踏まえたアドバイスをできることは、一つようやく強みになってきているのではないかと思います。

家庭円満 は、子どもとママの笑顔

宇佐川研は29年続いている研究会です。3年前まで東京でしか開催してきませんでした。しかも、東京のメンバーはだいたいいつも同じ顔触れの20名ほど。

いくら、この20名に力がついても、国内の支援は変わらないとも感じていました。

そこで2015年頃からfacebookで研究会の様子を配信し始めると、徐々に全国から東京まで学びにいらっしゃる方が表れました。
 
そして、2017年に、研究会の代表を木村順先生より私に変わりました。

この研究会の内容はきっと価値があるに違いない。わざわざ愛知、兵庫から毎月通ってくる人がいるなら、自分が現地に行けば、その方々の仲間が学びに来てくれるのではないかと思い、東京を離れ全国開催へと踏み切りました。
 
当初、愛知、兵庫の2県でスタートしたものの、その近県から参加してくださった方からのオファーを受けつつ、気づけば2年半の間に17県で開催するまでに至りました。

そして、各地でケーススタディを行い、その過程を通してお子さんが変わり、成長していかれる様子からママの笑顔が増え、ママの笑顔からお子さんの笑顔が増える。そしてパパもようやく安心して過ごせるというご家庭の変化に何度も出会うことができました。

いつの時代も子どもたちの笑顔が、家庭を明るく照らしてくれるのです。そしてママの笑顔こそ、家庭円満の秘訣であるとも実感しています。

学ぶって大変そう

  本当は、学校の先生にたくさん研究会の取り組みを知って欲しいんです。だって、年間200日、一日5時間から7時間も子どもたちと過ごせるのですから。

でも、先生方はそれでなくても夜遅くまで仕事をされていますので、週末を使ってまで大変なことはなかなかできないのも現実です。

そんな大変ことをして、結果が出なかったら嫌ですよね。

もし自分の手の中で子どもたちが変わっていく経験が無かったとしてらそのように思うのも当然です。

また、学校の先生はたくさんの研修を受けます。それだけたくさんの研修を受けているのに、子どもたちの変化を実感する機会がなければ、学ぼうとする意欲に結びつかないのもうなずけます。

でも思うんです。

先生も子どもたちも、今、数か月の努力を積むことができれば、子どもたちの人生をうん十年も支える力になるとしたら。数回の研究会に出る努力なんて短い努力だと思うんです。
 
特に、私が行う開催は3回参加すれば、一通りの発達の基礎は抑えられるように構成しています。

そんな時間はやはりない

学校で仕事をしていると、たくさんの研修図書が職員室の入口に置かれています。 月刊誌が毎月数冊届きますから、なかなか読み切れる分量ではありません。

一から一人で勉強することは困難ですよね。

私も、もし一人で宇佐川先生の「感覚と運動の高次化理論」を読んで実践するとしたら、一年も経たずに挫折していたと思います。

私は宇佐川先生ご自身から、動画や資料を交えて、しかも読みとるポイントまで何度も動画を巻き戻して教わってきたから続けられた学びです。

結果の出し方を知っている宇佐川先生、木村先生をはじめ、研究会の先輩がいたからこそ自分も学び続けることができました。

なぜなら、学べば学ぶほど再現率が高まるからです。指導をする効果をすぐに実感できるようになると、癖になるように学ぶことが楽しくなるからです。
 
この研究会には、結果を出すための最短コースのガイド役がたくさんいることが嬉しいところです。

発達のしくみからのアプローチ

  研究会は感覚と運動の高次化理論をベースに発達臨床を行っています。
その中には、「感覚統合理論」やそのほかの運動発達や認知発達等の理論など、人の発達の仕組みを関わる諸理論を基にして支援アプローチを検討しています。

特に感覚統合などは「知られていない正攻法」とも言えます。

言葉で聞いたことがあっても、実践レベルで事細かく学べるのは「育てにくい子にはわけがある」でベストセラーとなった木村先生の教えがあるからです。
 
様々な〇〇療法や△△メソッドが溢れていますが、そのようなものの、さらに根幹にあたるのが感覚統合理論であったりします。

発達の原理原則に成りって支援するのだから、子どもたちを△△メソッドの型に当てはめるのではなく、一人一人の子どもたちに合わせた支援アプローチを提供していけるのが宇佐川研です。

だからこそ、必然的に再現性も高くなるのです。

人生の費用対効果

  ここで学ぶことの費用について考えてみたいと思います。

大学4年間で最低300万円くらいの学費がかかると思います。
 
これだけの費用と4年間という時間をかけて学校の先生になられる方が多いわけですが、この感覚統合などの分野は大学ではほぼ習いません。

現場で必要な学びというものを、ほぼ養成課程でしてこないのが、日本の発達支援分野の教育制度です。

そのような膨大な時間と費用をかけるよりも、たった3回研究会に参加した方が多くの結果を出せることが多いのが現実です。
 
たった3回の研究会参加で、最低限の発達支援の基礎が得られるとしたら、人生における費用対効果は抜群ではないでしょうか?

スーパー凡人

私は、自信をもって凡人です。いや、凡人以下でしょう。
 
小学校からずっと、真ん中やや下。高校ではボトムズと言われるほど、底辺を支える人でした。

そんな私が、自分の力を発揮するため方法はこのスタイルしかありません。
 
「誰でもできることを、誰よりもやる」です。

研究会に行くことは誰でもできます。だから、行っても行ってもわからないことだらけなので、わかるまで通いました。

でも、まだわからないことが多いから気が付いたら16年経っても通い続けています。
 

研究会には学び続ける仲間がいます。

そしてみんな結果にこだわり続けて実践しています。

研究会で学んだことをやればできる。そして子どもたちは変わる。

結果の出し方を知っている仲間がたくさんいます。

そんな仲間を全国に広げたい。

困難なことがあっても決して逃げない仲間たちです。こんな仲間が全国にいたらお子さんも保護者も心強くないでしょうか?

子どもたちや保護者の「悩みが消えてよかったですね。」って言えた時、いつも胸が少し軽くなります。

今度はあなたが子どもたちの力になってあげる番です。

宇佐川研には育つための環境がつまっています。だから、この環境を東京だけでなく、全国に作っていきたいと思っているのです。

学びが続かない人へ

学び続けるには、学び続けるための環境が必要です。
一人ではやはり難しいです。

特に、せっかく学んでも職場で実践するだけの土壌がない場合、学んでも実践できないとしたら、一気にモチベーションは下がってしまいます。

だからこそ、心を共にする仲間を職場以外の場所にもつことが必要なのです。

結果を出すための3つの感覚

発達分野で 最低限 結果を出すために、たった3つの知識があれば今より大きく子どもたちを成長へ導けます。発達ロケットを打ち上げるかのようにです。
その3つは必須の知識として学んでいただきたく思います。

その3つって何なのか?

それが基礎感覚です。高次化理論の底辺にある感覚でもあります。

たった3日でハッピーに

その3つの感覚について学びませんか?
知ってしまえばやることは単純です。

結果だすことができてくれば、子どもたち保護者のヒーローになれるかもしれません。
たった3日、されど3日。この3日をまず費やすことができるかどうかが最初のカギです。

結果が出る環境

子どもたちも大人もやればできるようになります。
でも、やみくもではうまくいきにくいです。

何百の臨床結果をもっている仲間から学び、再現性が高いものを手に入れてほしいです。そして、how-toではなく、私たちが大切にしているknow-why。なぜ?どして?から始める支援を知っていただければ、子どもたち一人一人に適した支援を自ら作り出しやすくなると思います。

研究会ではお母さんが一番成果を出しています。
なぜなら、我が子に取り、一番の実践家だからです。

いつでも どこでも

そんな学び続けるための環境を全国に届けたいと思い、私たちは活動しています。

リアルで行う研究会。そして今、webでも学べ、仲間とつながれる環境を作っていっています。

2017 kobe2days

仲間を探しています

最後です。

いつも文句を言っている仲間と、いつも子どもたちの成長を語れる仲間、どちらと一緒にいたいですか?
 
私は、子どもたちってすごいよね。あんなことも、こんなこともできるようになるなんて、って語り合える仲間と一緒にいられたら幸せです。

本気で発達支援をしていく全国の仲間と一つのチームをつくることが私たちの目指す研究会の姿です。

ぜひ、私たちの仲間になりませんか?

臨床発達心理士
植竹安彦

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