『子どもたちが示す「なぜ?」を捉える』初開催 熊本宇佐川研より

『子どもたちが示す「なぜ?」を捉える』

熊本県で初めての宇佐川研を開催することができました。
 
 
遠くは千葉県、山口県、大分県など何時間もかけて駆けつけてくださる先生がいらっしゃる中で開催させていただきました。

 
初回ということで、子どもたちの本当の姿を見つけていくための「子どもを捉える眼」について自分の経験も踏まえてお話いたしました。
 
 
子どもたちの言葉だけではなく、ほんの一瞬のしぐさや眼差しに、どのような発達的な意味や、また言葉にならないメッセージが込められているかをお伝えしました。
 
 
そんなノンバーバルな情報に気づくには、発達の知識も必要です。
 
 
でも、それ以上に「なぜ?」そうするのかな?とそのお子さんに興味をたくさん向けて見ていくことの大切さを、脳機能の仕組みからもお伝えいたしました。
 
 
子どもたちのことを私たちは見ているようで、実は脳がその情報を取り入れていないことが多々あります。脳機能からの気づきを、まずご自身で体感することで、支援の盲点と言える部分を意識化しました。
  
  
さらに、もう一つのテーマ「触覚」の大切さについてもワークを行いながら取り組みました。
 
 
人がもつ二つの触覚について、脳機能の視点も含めて実感していただけたのではないかと思います。
 
 
また今回は、人の感情が触覚を通して相手にどのように伝わるかを二人組のペアでゲーム形式でも体感してもらいました。

 
自分のイライラがもしかしたら子どもたちにも伝わっているかもしれませんね。
 
 
私たち支援者が身体と心を整えておく大切さに気付き、きっと子どもたちとかかわる前に一呼吸してから関わってくれるかと思います。
 
 
後半のケーススタディでは、参加されている方の様々な専門性を合わせつつ、読み取るための視点を増やしました。
 
 
ご参加された方からは、「こんなに細かく一人のお子さんを見つめ直したことは無かった」 
 
 
と複数の方よりメッセージをいただきました。
 

 
座る姿勢一つ、階段を下りる2秒の動画からでも、平衡感覚の育ちの様子。目の使い方の状態など様々なことが読み取れ、支援につなげるための情報になることを、参加された保護者の方からも感想をいただきました。

 
 
個人情報の観点から、詳しくはお伝えできませんが、高次化理論を通して、子どもたちの本来の姿を見つめていくと、本当に伸び行く芽がたくさん見えてくることが分かります。
 

 
そして、how-toではなく、お一人お一人に適しているだけでなく、お子さんにとり楽しく、興味関心に基づいた支援、教育が提供できるようになります。
 
 
熊本では、まだ地震からの復興も進みつつの学校があります。
 
 
そのような中で、子どもたちに笑顔がたくさん灯ることこそ、地域の笑顔につながることと信じております。 
 
 
この度の開催は、熊本から毎月のように東京に学びに来てくださる小学校の先生の熱意と行動から開催に至りました。
 
 
行動の先にこそ、未来が開けることを地で教えていただいた思いです。

 
 
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
 
 
 
宇佐川研
植竹

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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