母、最強の組み合わせに気づく!

こんにちは。りっきーです!!

突然ですが、宇佐川研では「感覚と運動の高次化理論」に基づいて、実践を通して発達支援を行っています。

え、それ何!?と思ったそこのあなた。

「感覚と運動の高次化理論」とは、宇佐川研の創始者故宇佐川浩先生が積み上げて構築された宇佐川研の支援の要ともなる理論です。書籍が2冊出ていますが、こちらはなかなか専門的で難しい内容が含まれます。その内容を実践レベルまで落とし込んで支援へ生かそうとしているのが宇佐川研の取り組みというわけです。

第一回の記事でもお伝えしましたが、りっきー家では視覚支援と基礎感覚のアプローチと合わせて「モンテッソーリ教育」の取り組みを行っています。

我が子に合いそうだと感じて別々に取り組み始めたこの基礎感覚のアプローチとモンテッソーリの取り組みに深いつながりがあったことに気づいたとき、衝撃を受けました・・・

なんと、宇佐川研の前身はうめだ・あけぼの学園という当時の療育施設で行われていた「子どものためのモンテッソーリ研究会」という名前だったのです!!

そんなわけで、高次化理論に基づいた実践で使われる教材には、モンテッソーリの考えを取り入れたものがたくさん含まれています。

そしてモンテッソーリ教育では、子どもの学び方は「感覚を通して動きながら学ぶ」という捉え方をしています。まさに「感覚と運動の高次化理論」と通じるところがあるんですよね・・・

知らず知らずのうちに最強の組み合わせを選んでいたなぁとその偶然にとても驚いた記憶があります。

どうして最強かというと、その理由は2つあります!!

1つ目は発達っ子たちが抱える感覚の課題に働きかけることのできる教具がモンテッソーリ教育でふんだんに使用されていることです。

たとえば、基礎感覚の記事でお話をしたように触覚に過敏さを抱えている子どもは人から触られることは苦手だけど、自分からなら触りに行くことができることも多いです。もちろん少しの工夫は必要となる場合もありますが、そんな子どもたちが興味を持って五感を通した直接体験ができる教具に取り組むことで、過敏が軽減されていく可能性を秘めていると思います。

そして2つ目はモンテッソーリ教具には視覚的なヒントが備わっているものが多いということです。発達っ子と言っても100人いれば100通り、もちろん全員に当てはまることではないですが、比較的視覚情報に強い子が多いのではないかと思います。そんな時に、言葉で長く説明をしなくても、見て理解できる要素が多いモンテッソーリ教具は、本人が大人の助けを借りなくても自分ひとりでできた!という達成感を味わえるという利点も含め、発達や学習の援助になると感じるからです。

そして、その取り組みをする上で欠かせないベースとなったのが、今まで記事に書いてきた宇佐川研の基礎感覚へのアプローチだったのです。

手先の巧緻性を向上させるために、ただひたすら指先を使った活動をするのではなく、人間の基礎ともいえる「感覚」の部分を整えてこそ、土台がグラグラせずに次のステップへと進んでいけるものだからです。

そういった眼で見ると、療育機関などで用意されているおもちゃや教材にはモンテッソーリ的視点を取り入れているものが案外たくさんあることに気づきます。

その奥にある意味と発達の順序性の知識を正しく知って使うことで、効果は何倍にもなるんじゃないかなーと、素人の母親ながら恐れ多くも感じたのです。

子どもたちの発達支援をしている先生方がみんな、この「感覚と運動の高次化理論」を理解してくださる世の中になったら、発達支援は劇的に変わるような気がしています・・・!

是非、子どもたちの未来のためにも一度、目を通してみてください。 最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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