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『引き継ぎの考え方②「主観と客観」』

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『引き継ぎの考え方②「主観と客観」』

宇佐川研LINE@に書いた内容ですが、お問い合わせをいただくなど、関心があることがわかりましたので、②回めの内容も掲載したいと思います。

①回めの引き継ぎの考え方について、LINEでご返信をいただきました。

内容として、個人情報なので生育歴を取らない支援学校が増えてきているそうです。

色々な考え方がありますが、生育歴が

「支援情報の宝庫」

ということに、ほとんどの方が知らず、生かして無いからだと思います。

見もしないなら、無くしたら事故を起こす材料と個人情報なら、はじめからもらわなければいいよね。

と、なっているのだと思います。

研究会の会長の木村なら、
「バッカモーン、ホンマに支援する気あるん?

生育歴を見もせん、支援学校なんて、支援学校ちゃうでー」

と、息を切らせてお話されると思います。

生育歴からの読み取り方は、宇佐川研のケーススタディでかなり詳しくお伝えしますので、ぜひケーススタディを体験していただきたく思います。

あまりにも生育歴には支援の情報が多くて、解説を始めると、私が息を切らせてしまうほどの量ですから^_^

★さて、本日の引き継ぎ時の考え方ですが、

「主観と客観」

についてお話します。

引き継ぐ時も、引き継がれる時も、その情報は事実なのか?

それとも解釈なのか?を整理しましょう。

主観が入った情報は、経験年数や読み取る力量により、かなりの誤差が出ます。

例えば、「数量の理解です」

数唱(1.2.3….と数えること)ができるからといって数量理解があるとは限りません。

聴覚的な記憶で言っているだけなら、歌と変わりません。

しかしながら、

「数を数えられるから、この子、10まで分かってます!」

と引き継ぐと、大きな勘違いでの支援のスタートとなります。

また、数でいうと、指でポインティングして、順序数で足し算していることもあります。

これも、順序数であって、数量理解とは違います。

このように、引き継ぐ人の主観が加わると情報はねじ曲がりますので、客観的に説明や資料作りをしましょう!

もし、主観を入れるなら、必ず、私の考えではなど付け加えましよう^_^
結局は読み取りの力量が問われる引き継ぎですが、ぜひ、力量アップのチャンスとして、頑張りましょう!

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