東京 宇佐川研(発達障害臨床研究会)5月度開催のお知らせ

【東京 宇佐川研月度 開催のお知らせ】

2022年度の初回となる5月度は、「ケーススタディだからこそ見えてくる発達のつまずきの原因 ~ケーススタディ初心者に知ってほしい読み取りの視点と思考~」と題し、研究会会長の木村順による講義を行います。

「発達のつまずき読み取りメガネの作り方」

GWに入るところですが、新しく出会ったお子さんとの支援はいかがですか?

支援学校では個別指導計画が配れる時期です。支援の方向性が定まっている方、今ひとつどうしたらよいのか悩んでいる方とそれぞれかと思います。

昨日は教員4年目の先生から担当児について質問を受けました。歩行の様子の動画を見ていくと、目の使い方や重心移動の様子、足の付き方や蹴り出し方などから読み取れたことを説明しました。

眼の使い方から、きっと見渡したりすることが苦手そうなことなど、日常生活面での予想も伝えると、概ね当たっていたり、足の指も引き込んだまま伸び辛いのではないかと伝えると、その通りで、ちょうど今インソールを作るかどうかを相談しているとのことでした。

4年目の先生からすると、この4月から必死にお子さんと関わり、様々な情報を得ようと頑張っていましたが、なかなかその子の支援の本質を見いだせず困っていました。

そのようなところで、初見で30秒ほどの動画からどうしてそこまで言い当てられるのかが不思議だったようです。

発達につまずきのある子を支援しようと思った際に突き当たるのが、「なぜ?そんなことをするの?」「どうして?できないの!」といった???のオンパレードではないでしょうか?

クラスのみんなができている中で、できていない子は努力が足りない子と見なされてしまったり、わがままな子と扱われてしまったりする現実がまだまだあります。

なぜそのような解釈をされてしまうのでしょうか?

それはネットで検索をしても、スモールステップで支援しましょうという内容で終わってしまうものばかりです。そうなると、現実は大きく変わらない、もっと頻度を高めるような努力しないと良くならないに違いないと考えられがちです。だから、間違った子どもたちへの解釈が減らないのだと考えます。

スモールステップはもちろん大切です。でもそれだけでは、子どもたちの辛さは大きくは変わらないと考えます。

それは、子どもたちが示す症状のうわべだけで判断されてしまっているからです。

もし、文字が読めないといった状況があったとして、「メガネを忘れてしまって文字がよく見えません」という理由であったなら、そうか見え辛いから仕方ないよね。という解釈で周りも納得し、何度も読ませるような努力は要求しないかもしれません。

 でも、発達障害や診断が無くても発達になんらかのつまずきのある子は、見えてもいるし聞こえてもいるのに、うまくできないことが多々あります。

そのうまくできない背景、理由は大人にとり、分かり辛いところにあるからです。

大人が気づけない理由や原因は、いくら子どもたちが助けてほしいという発信を常にしていたとしても、理由が分からない子どもたちのSOSは見えない、気づけないままなのです。

この、子どもたちが発する様々なSOSに気づけるようになるための一つの方法が「感覚と運動の高次化理論」を生かした「ケーススタディ」という事例から学ぶ手法です。

ケーススタディと聞くと何だか難しく感じるかもしれませんね。

確かに最初は、子どもたちがこんなに発信しているとは知らないので、情報の多さにびっくりしてしまうかもしれません。

ケーススタディで何をしているのかというと、子どもたちが示す小さなしぐさや、様子にどんな発達上の意味があるのかを一つずつ読み解くのです。

高次化理論を生かしたケーススタディを例えるならば、「発達のつまずきが見えるようになるメガネを作成する作業」です。

このメガネをかけて子どもたちを見ていくと、表面では見えないつまずきの原因がみるみる見えてきます。

原因が見えてくるから、原因に根ざした支援アプローチをその子一人一人に適した形で提供できるのです。

そして、一度このメガネを作ってしまうと、この先ずっとつまずきの原因が見え続けるようになる、一生物のメガネとなります。

○○法を無理やりその子に当てはめ、その方法がうまくいかないと、障害が重すぎるから、その子の努力が足りないからといった、支援もどきをしなくてよくなるのです。

そんな都合の良い、メガネなんて本当に作れるの?

そんなメガネがあるなら、なんで支援学校や支援学級に置いてないの?

そんなメガネ、あっても高くて買えるようなものではないんじゃない?

と思われるかもしれません。

はい、このメガネは作り方が少し特殊なので、なかなか教育市場には流通していないのが現状です。

それは、支援者一人一人がハンドメイドしないと手に入らないからです。作り方はある程度まで確立していますが、機械で量産できるような仕組みになっていないのです。

このメガネを作るには、発達の仕組みをある程度学ぶ必要があること。

そして、発達のつまずきが作り出す様々な状態像について数多くのケースを知る必要があります。

ゴッドハンドと呼ばれるドクターが難しいオペを短時間で成功させるように、高次化理論のケーススタディを積み重ねると、短時間で発達のつまずきの原因を読み解き、最適な支援を考えることができていきます。

難しいけど面白い、大変だけど超役に立つ、だからはまる。

はまるから、支援が楽しい、子どもたちも楽しく育っていってくれると感じています。

ケーススタディをこれから学ばれる方にとって、まず知っておいて欲しいこと、押さえておいて欲しいことを研究会会長の木村順が解説します。

ちょっと大変だけれど、やりがいや楽しさをもった支援を一緒にしていきませんか?


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参加ご希望の方は、まずは個人情報取り扱い「同意書」をご提出ください。
(同意書提出後に、チケット購入用のURLが表示されます)
forms.gle/4jdHCBDtbfF3t5GKA

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今回はケーススタディではありませんが、これまでにケーススタディで提供していただいた資料を扱っていきますので、個人情報保護の観点から通常のケーススタディと同様に厳しい条件を設定させていただきます。


講義中にお名前の変更、カメラONが確認できない方は、いかなる事情に関わらず退出いただきます。

大変恐縮ですが、回線が不安定な方やカメラが付いていない方はお申し込みをご遠慮ください。

その他、以下のお申し込み条件をしっかりとご確認の上お申込みください。
<お申し込み条件>

①「宇佐川研(発達障害臨床研究会)倫理・懲戒規定」をご確認いただき、同意書を提出いただいた方

② ZOOMミーティングにお顔を出し、本名を表示して参加できる方(下記の参加のルールの動画をご覧ください)

*宇佐川研(発達障害臨床研究会)倫理・懲戒規定はこちらからご確認ください。
usagawaken.com/regulation/

▼研究会参加のルールについてはこちらの動画をご覧ください
www.youtube.com/watch?v=tDL5NFLUePY&feature=youtu.be

お互いの信頼関係を築き、オンラインで学びの機会をご提供いただくお子さんとご家族を守る環境を整えるためにも、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

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参加ご希望の方は、まずは個人情報取り扱い「同意書」をご提出ください。
(同意書提出後に、チケット購入用のURLが表示されます) 
forms.gle/4jdHCBDtbfF3t5GKA

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<開催概要>

■日時
5月13日(金)18:30−21:00(最大延長22:30)
*受付を完了した人から講義ルームに移動していただきますので、18:25までに入室してください。
(18:15より入室できます。初めてZoomを使う方はお早めに入室してください。)

■内容
「ケーススタディだからこそ見えてくる発達のつまずきの原因 ~ケーススタディ初心者に知ってほしい読み取りの視点と思考~」

■講師 木村 順
作業療法士 
療育塾ドリームタイム主催
発達療育実践研究会 代表、発達障害臨床研究会 会長 兼 スーパーバイザー


■参加方法
Zoomによるオンラインセミナー形式
(途中、ブレイクアウトルームを使用したディスカッションタイムがあります)

*事前にZoomアプリの取得が必要になります。(アカウント登録の必要はありません)
*顔をお出しいただき参加できる方のみお申し込みください。(顔出しできない方は、申し込まれても参加をお断りいたします。)

■参加費
一般 2,000円
サロン会員 1,000円(下記URLよりサロン内に記載の割引コードをご記入の上お申し込みください)
hattatsushiensalon.com/usaken202205-salon-waribiki/

*オンラインサロン「発達支援.com」の入会はこちらから↓
bit.ly/36uYleO

*クレジットカード、コンビニ/ATMによる事前決済のみとなります。
*お一人につき1枚チケットをお買い求めください。必ず参加者ご本人がお申し込みください。

■募集人数
60名

■受付終了日
2022年5月13日15時まで受付
※コンビニ/ATM支払いを選択された方は【5月12日まで】

■注意事項
*開催前日17時までに決済済みの参加者の方は、開催前日の夜21時までにZoomのURLをPeatixのメッセージにて配信いたします。それ以降にお申し込みの方には、当日15時以降に配信いたします。メールが届かない方はPeatixにログインの上、受信箱をご確認ください。
*主催者側以外の撮影や録音は一切ご遠慮願います。
*当日はウェブカメラ、マイク、スピーカーの内蔵されたパソコン、タブレット、スマホでご参加ください。(PCを推奨します)
*有線LAN、WIFI環境、など安定的な通信環境でご参加ください。

■キャンセル・返金について
お申込み後のキャンセルにつきましては対応できません。
ご了承の上お申込みください。

■問い合わせ先
Peatixのお問い合わせフォームよりご連絡ください。




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参加ご希望の方は、まずは個人情報取り扱い「同意書」をご提出ください。
(同意書提出後に、チケット購入用のURLが表示されます)
forms.gle/4jdHCBDtbfF3t5GKA

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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