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先輩ママ・支援者コラム
『三人四脚の保護者支援』中川信子 先生 新刊紹介
目次
『三人四脚の保護者支援』
「子どもの発達支援を考えるSTの会」代表でいらっしゃる、言語聴覚士の中川信子の新刊が発売されました。
拝読させていただいたところ、支援の本質となる
「心」
の部分について、
深い、深い意味が込められた40の質問に対する回答として凝縮されています。
薄い気持ちの支援者には、想いが届かないかもしれませんが、
目の前の子を本気でなんとなくしたいと思っている方に、ぜひお読みいただきたい1冊です。
以下、まえがきとおわりにからの引用です。
【まえがきより】
「いまだに手薄なのは、保護者支援の視点です。
みずから選んで発達障害のある子の親になったわけではないのに、なぜ、私だけががんばれと励まされ、がんばらなくてはならないのか。
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10年後、15年後には、発達障害の子への支援と同時に、保護者への支援が当たり前のこととして行われていますように。」
【おわりにより】
「子どもを真ん中に親と先生が三人四脚で進もう」
三人四脚でころばないためには、互いの歩幅の違いを知り、相手に合わせて速度や歩幅を調整し、声をかけ合っていっしょに進もうとする能力が必要です。
子どもを真ん中に、互いを尊重しながら、三人四脚で進むことのできる自分になろうとすること。それが、関係者と保護者両方にとって、本当の意味での保護者支援につながるのだと思います。
とつづられています。
発達障害の子どもの育ちを応援したすべての人に、
「保護者支援」
の発想を根底にすえていただけたら幸いです。
※書籍の中で、中川先生がご紹介されていた本
「発達障害の子を理解して上手に育てる本 幼児期編」
木村順 著、小学館
https://amzn.to/2vAgesL
宇佐川研
植竹
中川信子先生の新刊はこちらから
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