学習アプローチの前に身体づくりが大切な理由

こんにちは。りっきーです。

前回までのコラムでは、「触覚」「平衡感覚」「固有覚」の3つの基礎感覚について、息子のエピソードを交えながらお話をさせてもらいました。

今日は発達障害の特性があるお子さまをお持ちの保護者の方がよく悩まれる「学習面」の課題について、発達の順序性に触れながらお話をしたいと思います。

発達の順序性を正しく理解しよう

自閉症スペクトラムやADHDの特性があると、じっとすることが難しく椅子に座って学習が難しいケースがよく見受けられるかと思います。

この課題に対して、発達の順序性を知らずに支援をしようとするのはとても危険です。

なぜかというと、表面上だけ見ていると、「学習」という目的を達成するために「じっとするために〇分間座ることを何度も繰り返し、できたらご褒美を与える」「鉛筆が持てるように補助具をつけて持ち方を矯正する」といったアプローチを最初からとってしまう可能性があるからです。

もちろん、このアプローチ自体が悪いと言っているわけではありません。

「座ることを習慣化する」「鉛筆を正しく持つ」という課題がクリアできる発達段階より前の段階に発達の積み残しがあるにもかかわらず、それを無視してステップを飛ばしてしまうことに危険があるのです。

発達というのは必ず順序があり、前の段階の課題がクリアできて初めて次の課題がスムーズにできるようになります。

たとえば、鉛筆を握ることができる手になるには大まかに言って次のようなステップがあります。(専門家ではないのでざっくりとですがご了承ください)

手のひら全体で握りこむ→5指全部を使ってつかむ→親指・人差し指・中指の3指でつかめる→薬指と小指が支える機能を果たすようになる→鉛筆が正しく持てる

発達のピラミッドとは

発達は・・・

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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