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あの日の誓い

『あの日の誓い』

今日は、宇佐川浩先生の命日です。

2010年10月1日に亡くなられましたので、今日で8年が過ぎました。

宇佐川先生のお通夜の席で、私達、発達障害臨床研究会のメンバーで誓ったことがあります。

それは、「感覚と運動の高次化理論」を語り継ぐこと。次の世代に引き継ぐこと。

宇佐川先生の子どもたちへの「想い」を私達研究会メンバーが受け止め、子どもたちの発達を支えることをあきらめないことです。

目次

「宇佐川先生からの教え」

障害が重いからこそ、あきらめずに、私達はもっともっと発達を学ぶべきであること

子どもたちが伸び悩んでいるときは、私達実践家の力が足りていないこと

子どもたちは学びたがっている。ハッピーエンドで終わる学びの場を提供できる実践家になること

を、誓った日です。

宇佐川浩の名前を消さないために、お通夜の席で、発達障害臨床研究会をあえてこれからは「宇佐川研」

と呼ぼう。と決めました。

なぜ、宇佐川先生は、ご自身の名前を理論に付けなかったのか?

「感覚と運動の高次化理論」ではなく「宇佐川理論」にしなかったのか?

最後までそこを聞くことはありませんでしたが、きっと、宇佐川浩の名前を残すことよりも、子どもたちの発達を支える理論とその実践家を残したかったのだと受け止めています。

亡くなられてから7年が経った昨年、代表を木村順先生より植竹が引き継ぎました。

そこで、これまで東京のみで行ってきた宇佐川研を、

昨年9月からの一年間に、全国12県で30回の宇佐川研を開催して参りました。

宇佐川先生が大切にされていた、「子どもたちから謙虚に学ぶ」という視点を伝えるために、全国でもケーススタディを必ず開催してきています。

「子どもを読み取る眼」

を身につけることが、いかに実践家に取り必要不可欠なのか!

読み取る眼が無ければ、子どもたちのつまずきがどこにあるのか?

何を支援していけばよいのか、本当の部分が見えてこないことをお伝えしてきました。

そうして、高次化理論を学ぶことで、本当に必要な支援がなんであるのかを、この一年で

のべ1000名以上の方に体感していただきました。

でも、まだまだまだ、日本の支援が良くなってきたとは思えません。

宇佐川研だけが必要とはこれっぽちも思っていません。

しかし、宇佐川研が果たすべき役割はあると実感しています。

How-toではなく、Know-whyから始まる支援。

「なぜ?」を追求していく研究会であり、

一人一人のお子さんにとり、最適となる支援をプロセスも含めてつつ、

良い結果を出すことにこれからもこだわっていきたいと思います。

宇佐川浩先生が成し遂げたかったこと!

それを、私達全国の宇佐川研メンバーが、

「宇佐川家」

として力を合わせ、さらに実践を深め、

臨床と研究を繰り返し、子どもたちを、その家族を

支えられる力を高めていきたいと思います。

これからも、宇佐川研(発達障害臨床研究会)を

よろしくお願いたします。

宇佐川研 代表

植竹安彦

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 諸先生方が宇佐川先生の志を引き継がれている最中に私は宇佐川研に出会いました。
    とてもラッキーな事でした。
    これから先も、仕事を続けている限り、あちこちで学びを深めたいと思っております。
    諸先生方のエネルギーもいただきながら、宇佐川先生のご本を読み切る今年度にしたいと思っております。

    どうぞ、よろしくお願いいたします。

    • 一人の熱意が、炎を求めている方の心に火をつけることと存じます。

      これからも、一緒に発達の道を探求して参りましょう。

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