悩みの変化と成長~新しい挑戦編~

こんにちは。りっきーです!

GWもあけ、夏に向かって一直線の季節になりました。我が家の長男は早いもので小3になりました。(宇佐川研に出会ったころは4歳年中さんでした!)

この春、長男に大きな変化のタイミングが訪れました。
それは「集団スポーツの習い事を始めたこと」です。

2月ごろからしきりに、「お母さん、ぼく、サッカーがしたい!!」と言っていた長男。このブログを書き始めた頃から読んでくださっている方がもしいたら、驚かれるかもしれませんね。

黙々と一人遊びをし、保育園では頑なにドッジボールの輪に入ろうとしなかったあの長男が!!サッカーを!!!

当時の長男にはおそらく下記のような課題があったのだと思います。

・動き続けるボールを目で追うことができない(眼球運動の課題)
・中当てのルールをやっと覚えたと思った今度はドッジボール!?ルールが違うことについていけない。
・当たってしまうことを含めた遊びとして楽しむことができない(当たったら離脱して脱走)
・そもそもボールを上手投げできず下から投げるので勢いがつかず当てるのも難しい(協調運動の苦手感)

こうやってあげてみると、こんなに苦手なことがある中、よく頑張っていたものだと思いますが、当時は私も「集団の輪から外れる」ことが常になっていた長男に対して、焦りの気持ちも大きく、客観的な視点で観ることが難しかったんだなと思います。

あれから4年近く経過しました。
小学校でも休み時間は基本一人で遊ぶことが多かったのですが、2年生の3学期に入ったころから、支援級の連絡帳に「最近、お友達を誘って校庭で遊ぶ姿を見かけます。」という記述が見られるようになりました。誰かと遊ぶことの楽しさを覚えた模様♪♪

そして、どうやら球技に目覚めたのか、本人の口からも「野球」「サッカー」「バスケットボール」「バレーボール」といったワードをよく聞くようになりました。

休みの日に公園に行くと、ボールをキックして弟(4歳)とパスし合ったり、とても楽しそうにボールに関わる姿も見られるようになってきました。少し協調運動もスムーズになって、なわとびも20回ほど前跳びやかけあし跳びで跳べるようになってきました。なんと体育の大繩跳びにも参加できるようになったそうです!

このような身体的な部分での発達もあり、「サッカーを習ってみたい!」となったようです。
やはり、大きな変化の前には小さな変化の積み重ねがあるな、とあらためて感じた次第です。

そこで私はまず、市内の運動療育施設が運営している受給者証で通えるサッカーチームに連絡を入れてみました。予想通り、満員で待機が発生しています。

一般の習い事については、年中から続けているスイミングがありましたが、それ以外は放課後は療育機関以外利用したことがありません。でも長男を見ていて、もし一般の習いごとを始めるなら、座学よりスポーツからの方が始めやすそうと常々感じていたので、スイミングに通っている施設で別の曜日に開催しているサッカー教室の体験に申し込んでみることにしました。

こちらの施設は特性への理解を以前より示してくださり、体験の申し出をしたところ、スイミングの担当コーチから、サッカーのコーチへ申し送りまでしてくださるとのこと。また、このタイミングで新しくしたサポートブックも「助かります」と言って受け取ってくださいました。

いざ、体験の日!
本人はサッカーがしたくて前のめり、私は久しぶりに味わう緊張感とともに、サッカーコートに向かいました。

結論から言うと、長男はとってもサッカー教室が気に入り、入会することになりました。

あらかじめコーチにも特性をお伝えしていたので、その視点で観て頂いて、難しければ遠慮なく伝えてください、とお話していたのですが、「大丈夫ですよ」というお返事と「コーチが一人多い〇曜日のクラスはどうですか」とご提案いただきました。

私が体験時に見ていて「難しいかも」と思った点は二つ。

・別のことに気を取られると、一斉指示を聞き逃して、一歩遅れて見様見真似で困りながらやっている
・ジグザグドリブルなどの細かな調整を伴う動きがうまくいかなかったり、横走りができなくてまっすぐ走ったりしている(主に協調運動の部分)

コーチも同じようなところが気になられたのか、コーチが一人多いクラスでの参加提案を頂けたように感じました。集団指示が通ってなさそうなときなど、追加でさっと個別の声かけをなるべくします!とのことで本当にありがたい環境です。このチームは小2・3の混合チームなので、1学年下と一緒というところも長男の発達を見ていると無理がないように感じました。

ゲームが始まると、楽しそうにあきらめずにボールを追いかけ続ける長男を見て、私も「まずはやってみよう!」と腹をくくりました(笑)

特性を抱える子の親として、やはり療育以外の世界に飛び込んでいくのは勇気が必要です。
(小さいときに挑戦しては、パニックを起こしたり、断られる経験をしているとなおさらです。)

本当に大丈夫なのか、迷惑をかけることはないのか、どうしても他人の目が気になることも正直あると思います。(私もなかなかゼロにはなりません。)

ですが、今回長男が初めて「自分から」始めてみたいと言った習い事。

今回、サッカーを始めるにあたって、どこかの曜日をサッカーのためにあける必要があり、1つ療育を辞める必要も出てきました。「どれを辞めるのか」も本人が自分なりに考えて決めました。
そして、同じ運動だからと週1でお世話になっていた運動療育を卒業しました!
先生方も新しい挑戦を「卒業証書」という温かい応援とともに見送ってくださいました。(母、涙・・・)

小学校も中学年になり、少しずつ手を放す時期が近づいているのを感じながら親子ともに新しい挑戦の日々が始まりました。楽しみながら進んでいけたらと思います。
(なお、これを書いている5月現在、緊急事態宣言による休講でしばらくサッカーもお休みです。長男はカレンダーを見ながら今か今かと再開を心待ちにしています。宣言が延長になったときもしくしく泣きながらもカレンダーに印を入れて、自分で気持ちに折り合いをつけていたところにも成長を感じました。)

次回の記事では学校生活(勉強&生活面)での悩みの変化について書いていきたいと思います。
また、お会いしましょう!!

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管理者プロフィール

研究会の代表をしています、臨床発達心理士の植竹です。

宇佐川研(発達障害臨床研究会)は、平成2年より始まり、淑徳大学の故・宇佐川浩教授をスーパーバイザーとしてお招きして始まりました。「感覚と運動の高次化理論」を基に、臨床にこだわって行っている研究会です。

実践研(発達療育実践研究会)は、平成18年より始まり、療育塾ドリームタイムの木村順OTをスーパーバイザーとして始まりました。発達支援を行う際に必要な様々な発達理論を学び、実践を支える知識と技術を高める研究会です。

その、宇佐川研に14年、実践研に12年間学ぶ中で、第28期(平成29年度)より木村会長より代表を引き継ぎました。

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