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『育てづらい子にはわけがある 〜他害・癇癪・学習のつまずきから抜け出す基礎感覚の理解と改善へのアプローチ〜 第4回 鹿児島宇佐川研(発達障害臨床研究会)』開催のお知らせ(会場開催のみ)

『育てづらい子にはわけがある 〜他害・癇癪・学習のつまずきから抜け出す基礎感覚の理解と改善へのアプローチ〜 第4回 鹿児島宇佐川研(発達障害臨床研究会)』開催のお知らせ(会場開催のみ)

【第4回鹿児島宇佐川研の詳細及びお申し込みはこちらから↓】
https://usaken-kagoshima111.peatix.com
 
1 研究会開催主旨

【開催内容】

第4回目となる鹿児島宇佐川研では、育て辛さの根源となる「癇癪(かんしゃく)・他害・暴言の背景理解と発達的アプローチ」をテーマに開催して参ります。

癇癪や他害など、子育てをしている中で保護者や支援者を悩ませる原因の一つです。

発達の一過程として一時期増えることはありますが、年齢を重ねても大きな癇癪や他害行為が続くことは、お子さん自身、そしてお子さんを取り巻く方にとっても心理的、精神的な負担となりがちです。

「様子をみましょう」「そのうち良くなるわよ」など、根拠の無い言葉をあてにするのではなく、発達の仕組みから、今お子さんに無理なく取り組むことで、確実に良い方向へ向かうための取り組みを日々重ねていって欲しいと思います。

また、日々起こる癇癪の状態像を抜ける取り組みと、学習の土台を支える力というのが重なり合います。

子育ての大変さから抜け出すだけでなく、同時に学習を支える基礎を育てていって欲しいと思います。

そんなことできるの?と、思われがちですが、コツコツと取り組むことでできるのです。

でも、大変じゃないの?と次に思われると思います。

大変なことは続きません。1日1分で、すぐにできるような簡単でありながら、効果のあるセラピーを会場で一緒に練習もしていきます。

発達支援に魔法はありません。しかしながら、発達の仕組みはあります。

仕組みを理解して、コツコツと紙を1枚1枚重ねていくような取り組みこそが、3か月、半年、一年と経ったときに大きな成長へとつながります。

改善、成長に必須の「基礎感覚(触覚・平衡感覚・固有覚)」の理解は、子どもの発達のつまずきを読み解くのに欠かせない知識です。理解を深めると共に、知識を実践につなぎ、発達支援のパラダイムシフトを起こしていってください。


今回は、実技も交え、自分の身体がどのように感じているのか実感して頂きます。

バルンポリンをはじめ、触覚防衛反応を改善していくための簡単だけれども非常にパワフルなセラピーを一緒に実践して参ります。

知識と技術をしっかり手に入れ、新年度に出会うお子さんの深い理解と発達ロケットを打ち上げるような成長に導いってあげてください。

「知識を臨床に生かすケーススタディ」
後半は宇佐川研の醍醐味である、お子さんから学ぶケーススタディです。


発達支援の現場では、お子さんが示す1秒も満たないしぐさから発達のつながりを読み解き、お子さんの支援のしどころを見抜く必要があります。

例えば、お子さんが目で見ている際に、顔の中心部分を通過する際に、必ずまばたきをする子がいます。

これは、眼球運動の苦手を表しています。同時に右脳と左脳がまだ上手に連動していないシグナルでもあります。

このような、1秒にも満たない情報の中に、その子の支援のしどころの情報が満載なのです。

しかし、その視点をもっていないと、毎日お子さんに会っていたとしても、全く気づかないということがよくあります。

このように、実際の臨床現場では一瞬一瞬のお子さんの動きを評価し、そのしぐさや眼差しに、どのような発達的意味が含まれているかを読み解く必要があります。

そして、その一つ一つのしぐさから読み取れたことを、発達的意味付けから、表面に見えている現象にまどわされずに、支援の課題を見極めたり、得意としていることから支援方略を検討したりしていきます。

このような一連の流れをケーススタディを通して学んでいきます。

どんなに知識をもっていても、実践へ生かせなければ役に立たない知識となってしまいます。

実践に生かすための発達の「眼」を養っていただきます。


<ご参加にあたってのお願い>
宇佐川研は、基礎感覚や高次化理論などの発達理論の学習の他に、ケーススタディという事例を基にした学習を行います。ケースのお子さん、保護者の方、支援者の方々の多大なるご協力のおかげでケーススタディを開催できることになりました。

そのため、個人情報の保護には細心の注意と誠意をもって開催をさせていただきたいと思います。
お子さんに敬意を払い、子どもたちのために個人情報を適切に取り扱える方がお申し込みください。

(1) 講義中の録画・録音、レジュメの複製・二次利用は禁止しております。(事務局の記録用録画は除く)

(2)参加のルールについて詳しくはこちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tDL5NFLUePY&feature=youtu.be

(3)会場にて個人情報保護の同意書をご提出いただきます。

尚、倫理規定に同意いただけない方、および当研究会の参加ルールをお守りいただけない方は途中退室をいただきますので、あらかじめご了承ください。(その場合の参加費のご返金は致しかねます。)


お互いの信頼関係を築き、ケースとして学びの機会をご提供いただくお子さんとご家族、並びに発表者の先生を守る環境を整えるためにも、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

<開催概要>

■日時
2026年1月11日(日)9:45~16:50(休憩1時間含む)
※9:30より会場受付を開始いたします。

■内容 

〈午前〉

①「育てづらい子にはわけがある 〜他害・癇癪・学習のつまずきから抜け出す基礎感覚の理解と改善へのアプローチ〜」

〈午後〉

②理論を実践へつなぐ「ケーススタディ」
※資料は開催3日前に印刷データを送りますので印刷するなどしてご持参ください。

■講師
植竹安彦
発達障害臨床研究会(通称:宇佐川研)代表 兼 スーパーバイザー
臨床発達心理士
東京都立特別支援学校 主任教諭
認定分子栄養学アドバイザー

【第4回鹿児島宇佐川研の詳細及びお申し込みはこちらから↓】
https://usaken-kagoshima111.peatix.com

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