植竹安彦– Author –
植竹安彦
発達障害臨床研究会(宇佐川研)代表の植竹です。
特別支援学校に勤務する傍ら、臨床発達心理士・認定分子栄養学アドバイザーとして全国のお子さんの支援をしております。
発達について一人で悩む方がいなくなることを目指して研究会を運営しております。
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理由が分からない癇癪(かんしゃく)の背景理解と改善アプローチ
子どもの癇癪(かんしゃく)を考える 2、3歳ごろ、自分の要求が通らないと、怒ったり、大泣きしたり、床にころがったりと子どもたちはしがちです。 理由が分かる癇癪の場合はまだ、いろいろと対応の仕方を考えていけますが、理由が分かり辛かったり、え... -
2歳児の言語発達と私の誕生
2歳児の言語発達の不思議さ 1歳児と3歳児の言語発達 1歳児と3歳児の言語発達は観察していてわかりやすいところがあります。 1歳児は自分の身体の動きに気付き出し、動詞をよく使うようになります。 そして、他者の様々な行為をマネ(模倣)しだします。「マ... -
子供が朝ごはんを食べない理由って何?対処法ってある?
子供が朝ごはんをなかなか食べなくて困っている、、という親御さんは多いのではないでしょうか。 1日のエネルギーを充填させるためにもできることなら朝ごはんをしっかり食べてもらってから見送りたいですよね。 そこで今回は子供が朝ごはんを食べたがら... -
子供にうるさいと言ってしまう…そんな時の適切な対応ってあるの?
子供に対してつい「うるさい」と言ってしまっていませんか?自分ではあまり良くないと思っていてもつい言ってしまうことがありますよね。 子供がうるさいと感じた時の適切な対応策ってあるのでしょうか。 そこで今回は子供がうるさいと感じた時の親として... -
『〜私たちの手に秘めた可能性〜第7回愛知宇佐川研』
『〜私たちの手に秘めた可能性〜第7回愛知宇佐川研』 5年ぶりとなる愛知宇佐川研を開催いたしました。 なんと、愛知開催にも関わらず、徳島県、埼玉県、三重県、岐阜県から駆けつけてくださるなど、本当に熱心な方々と久しぶりの再会です。 そして、なんと... -
発達臨床(支援)とは山登りのようなもの
【どの山に登ろうとしているのか?】 臨床を続けていると、様々な実践報告がみられます。何をどのくらい続けて、どのような成果が得られたのかはもちろん大切です。 しかしながら、もっと大切なことは、そもそもその結果はねらった成果であったのかという... -
『対応弁別で育つコミュニケーション力の柔軟性』
『対応弁別で育つコミュニケーション力の柔軟性』 型はめパズルに段階性があることをご存知ですか? ほとんどが、子どもの遊びとして捉えられており、写真左の「パターン弁別」段階のはめ方しかしていないことが多いです。 型はめの応用的な使い方をしない... -
『パターン弁別、対応弁別が育てるコミュニケーション力』
『パターン弁別、対応弁別』 形の弁別の学習の型はめパズル。写真左のパターン弁別段階と写真右の対応弁別段階では、難易度が大きく違います。 左は、はめ板を持ってから考える段階であり、まだ自己中心的な段階。右は、枠を見て、はめ板を取る前に答えを... -
『発達の視点② 防衛反応』
防衛反応とは 触覚の過敏さ、聴覚の過敏さをもつ子が増えているように思います。 感覚統合では、触覚防衛反応、聴覚防衛反応と言います。 過敏さという表現は、まるで感じすぎるのだから、感じすぎるあなたが我慢すれば良いなどの誤解を生み出します。 け... -
『発達の視点① 認知発達と触覚の関係』
認知発達の土台を支える「触覚」 認知発達を育てたいと思った際に、目で見て記憶する力を思い浮かべる方が多いと思います。 幼児向けのメソッドでもフラッシュカードを使った学習などもよく目にしますので。 目で見て分かるためには、その前の発達の土台を...








